家事の中でも面倒くささ上位が洗濯です。
毎日洗濯物を干したり畳んだり、大変です。
洗濯を少しでも楽にするために、あおむし家では洗濯の時にいくつか工夫をしています。
今回は、洗濯を少しでも楽にするために、あおむし家で行っている洗濯の手順と工夫を紹介します。
あおむし家の洗濯方法
わが家では、以下の手順で洗濯を2日に1回、まわしています。
手順は次の1~7までありますが、全体でかかる時間は10分程度です。
なお、わが家では洗濯乾燥機を導入しています。
乾燥機能があると、後半の手順が非常に楽になるので、ぜひ導入を検討してください。
1.ランドリーバスケットを2つ用意
ランドリーバスケット(100均で購入できるもの)を2つ、洗面所付近に準備しておきます。
- 洗濯だけ用
- 洗濯乾燥用
に分けます。
各バスケットに入れるものは以下です。
洗濯だけ用:トップス、ボトムス、大判のタオル
洗濯乾燥用:下着、靴下、ハンカチ、タオル等
2.入浴中に洗濯だけ用を洗濯
家で最後にお風呂に入っている人が、洗濯だけ用の洗濯をまわします。
投入するときは、洗濯機にランドリーバスケットの中身をぶち込むだけなので、簡単です。
- トップスやボトムスで乾燥までまわすと、シワができて見栄えが悪い
- しっかり乾くまで時間がかかる
- 服の劣化が早くなる
からです。
3.ハンガーを室内のつっぱり棒にかけっぱなしにする
洗濯だけ用の洗濯が終わったら、洗濯物を室内のつっぱり棒にかけっぱなしにしているハンガーに干します。
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室内につっぱり棒を設置し、そこにハンガーをかけっぱなしにしておくと、
- ハンガーをいちいち取り出す必要がない
- 洗濯物を室内で干して、すぐに外に出せる
- 子供の手が届かず、ハンガーで遊ばれない
といったメリットがあります。
洗濯物を掛けられるつっぱり棒が室内にあれば、雨の日はそこで部屋干しできます。
また、晴れの日も室内でハンガーにかけてからまとめて外に干しに行くので、
夏場は外で虫に刺されることが少なくなり、冬場は寒いのが一瞬だけで済みます。
さらに、干した洗濯物が乾いたら、たたむ必要もなくなります。
着るときにハンガーから外してそのまま着れば良いだけです。
4.物干し竿はハンガー掛けのあるものにする
外に洗濯物を干すときの物干し竿は、
ハンガー掛けのあるタイプにしています。
- ハンガーがずれて洗濯物同士が重ならない
- 強風が吹いてもハンガーが外れにくい
といったメリットがあります。
洗濯物を取り込む時、
洗濯物同士が重なって十分乾いていなかったり、風で物干し竿から落下して汚れていたりすると、うんざりしますよね・・・
そういったことが防げます。
5.洗濯乾燥用は寝る前にタイマーをセットし、洗濯+乾燥
残りの洗濯乾燥用は、翌日の帰宅時間にあわせて、洗濯+乾燥のタイマーをかけておきます。
6.タオルはその場で収納
帰宅して洗濯乾燥用の乾燥まで完了していたら、洗濯物を取り出します。
この時、わが家ではタオルはたたまず、そのままタオル置き場のかごに突っ込んでいるだけです。
大量にあるタオルをいちいちたたんでいたら、それだけで疲弊しています。
どうせ家の中でしか使わないものなので、シワシワな見栄えは気にせず、そのまま使います。
7.タオル以外は妻・夫・子どもで分別し、たたまずに収納
タオル以外はバスケットに入れ、リビングに持っていきます。
リビングでソファにすわって、バスケットの中から洗濯物を取り出し、妻、夫、子ども用にそれぞれ分別します。
そしてこれらは、たたまずに各々の収納にしまいます。
タオル同様、インナー類は服を着てしまえばシワは見えないので、たたむ必要なんて無いのです。
以上の手順を踏むことで、
洗濯が苦痛になっている原因である洗濯物を仕分ける、干す、たたむの動作にかかる時間を大きく減らせます。
- ランドリーバスケットを2つ準備
⇒洗濯だけ用と洗濯乾燥用 - 入浴中に洗濯だけ用を洗濯
⇒最後にお風呂に入る人がかける - ハンガーを室内のつっぱり棒にかけっぱなしにする
⇒すぐに干せるし、取り込んだ後もかけっぱなしでOK - 物干し竿はハンガー掛けのあるものにする
⇒風で洗濯物同士が重なったり、落ちたりするのを防止 - 洗濯乾燥用は寝る前にタイマーをセットし、洗濯+乾燥
⇒翌日の帰宅時間に合わせる - タオルはその場で収納
- タオル以外は妻・夫・子どもで分別し、たたまずに収納
⇒見えないものはたたむ必要なし!そのまま収納へ
洗濯の頻度を2日に1回にしている理由
わが家では、洗濯は2日に1回のペースでまわしています。
この理由は、以下の通りです。
1.服の数を抑えられる
あおむしは服の断捨離を行い「服だけミニマリスト」になっています。
そのうえで重要なのが、洗濯の頻度です。
洗濯を2日に1回にすれば、服のローテーションで最低限必要な枚数は3枚でOKです。
私はこれにスペアの+1枚で、計4枚のトップスを持っています。
洗濯の頻度をこれ以上減らしてしまうと、それだけ所有する服の数は多くなり、部屋のスペースを圧迫します。
「服だけミニマリスト」を維持するうえで心地よい洗濯頻度が、2日に1回なのです。
2.1回あたりの洗濯物の量を抑えられる
2日に1回のペースなら、3人家族でも洗濯物の量は大したことはありません。
服を干すのは5分で終わるし、
タオルをしまって、インナー類を仕分けるのもトータル5分もかかりません。
洗濯1回あたりの負担が少ないので、洗濯に対する苦痛もかなり和らげることができます。
3.服の劣化スピードを抑えられる
服の数や洗濯物の量を抑えたいなら、毎日やれば?と思うかもしれませんが、そうでもありません。
洗濯を毎日行うと、必要な服の枚数は2枚で済みますが、洗濯の頻度が増えることで服の劣化も激しくなります。
普段のトップスには、私はヘインズのBeefy Tシャツを愛用しています。
厚手で耐久性のあるこのTシャツでも、2日に1回の洗濯ペースでは1シーズンでヨレるので買い替えています。
これを毎日洗濯にすると、劣化が早くなるので買い替えるペースは速くなります。
また、水道代や洗剤代も増えるので、結果的に年間コストは上がってしまうのです。
一方で、洗濯の頻度を3日に1回以上にしてしまうと、特に夏場は皮脂汚れが沈着しやすく、服に頑固な汚れがつきやすくなります。
また、放置している洗濯物のニオイも気になります。
こうした理由から、わが家では洗濯の頻度は2日に1回がベストだと判断しています。
- 服の数を抑えられる
⇒ローテする必要最低限な各服が計3枚でOK
(あおむしは+1枚スペアで計4枚) - 1回あたりの洗濯物の量を抑えられる
⇒3~4人家族でも1回で洗濯しきれる - 服の劣化スピードを抑えられる
⇒1日1回だと1シーズンたたずにヨレる
⇒3日1回以上だと皮脂汚れが取れにくくなる
最後に
日々の面倒な洗濯も、ちょっとした工夫でその負担を大きく減らせます。
たとえ今後家族が増えたとしても、今回の手順なら手間は大きく変わらないと思います。
1週間のうちに何回もやる家事こそ、省力化する価値は大いにあります。
ぜひ今回紹介した手順を取り入れて、
さらに自分流にアレンジしてみたりして、日々の家事を楽にしてくださいね。
ではまた🐢