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会社のカフェテリアプランは絶対に使い切ろう!

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会社員の方は、所属している会社で福利厚生の制度が用意されている方も多いと思います。その中でも、比較的多くの会社でカフェテリアプランというポイント制の福利厚生が採用されています。

日々の仕事が忙しくて、福利厚生の制度なんてあまり使ってない・・・という方でも、このポイント制の福利厚生制度は絶対に使うことをおススメします。おススメというより、絶対使ってください!今回はその理由を紹介したいと思います。

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カフェテリアプラン(ポイント制の福利厚生)とは?

カフェテリアプランでは、毎年(多くの場合年度初めの4月に)1年間有効な一定のポイントが付与されます。カフェテリアプランにはあらかじめいくつかのサービスが設けられており、手持ちのポイントを消費することでそれらのサービスを受けられたり、お金の補助が受けられたりします。

サービスや補助のほとんどは従業員が自由に選ぶことができ、基本的に自分から申請していく方式になっています。

また、ポイントには1ポイント=100円というようなレートが設けられており、補助内容によってはこのレートが変化する場合もあります。

1年以内に絶対に使い切る!

カフェテリアプランのポイントは、先にも述べた通り1年の有効期限付きです。使うのを忘れていると、次の年または年度の切り替え時にポイントが失効してしまいます。

これは非常にもったいないです。このポイントは毎年絶対に使い切ってください。

お金の補助が出るということは、そのポイントには金銭的な価値があるということです。例えば1ポイント=100円のレートで500ポイント使えるとすると、これらを丸々失効すると5万円分を捨てていることになります。

この浮いたはずの5万円を資産運用に回していたら、さらにインパクトは大きくなります。22歳から60歳まで働くとして、毎年5万円分のポイントを使い切って浮いた分を年利4%で運用したら・・・その額はおよそ430万円にもなります。福利厚生を使わないだけで、人によっては年収分ぐらいの金額を失ってしまっているのです

おすすめのポイント使い先

基本的に自分の好きなようにポイントは使ってよいのですが、サービスや補助によってはポイントのレートが高く設定されている場合もあります。より効果的にカフェテリアプランを使いたい場合は、ポイントの使い先を戦略的に考える必要があります

あおむしの会社では、通常1ポイント=100円のポイントが600ポイント程毎年付与されるのですが、レートが高い補助先に戦略的に使い分けた結果、約15万円分の補助を受けることができています。3倍近い効果です。

会社によって準備されているメニューやレートに違いがあると思いますが、ここでは多くの会社で採用されているであろうメニューのうち、おすすめのポイント使い先を紹介します。

・住宅、家賃補助

⇒カフェテリアプランで住宅、家賃補助が受けられる場合は、最優先でこれを選びましょう。場合によってはレートが他メニューよりも非常に高く設定されており、その場合は価値が高いです。ローンや家賃は、毎月の支出の中でも多くを占める項目であるはずなので、ここが軽減されると非常に家計が楽になります。

ただし、注意点としてはこの補助ありきでローンの毎月の返済額や家賃を決めないでください。カフェテリアプランは基本的に会社側の裁量で自由に決めることができてしまうので、時として補助打ち切りやレート低下、ポイント限度制限などの改悪が発生する可能性があります。

・保育料、介護費の補助

⇒実家住まいやポイント使用制限などで住宅・家賃補助が使い切れない場合、生活するうえで必須の支出となる保育料や介護費の補助などがあれば、そちらに残りのポイントを使ってください。場合によってはこちらもレートが高めに設定されている場合があります。

あおむし家では0~2歳児の保育料、毎月約4万円ほどの一部をこの補助を使って捻出しています。年50万円近くになる保育料の2か月分くらいが浮くので、大変ありがたいです。

・旅行、宿代の補助

⇒保育料も介護費もかからない場合は、旅行や宿代などの比較的大きな出費の補助に使うと良いです。普段の節約生活では、なかなか旅行で数万円ほどを支出するのがためらわれると思います。しかし、それが自分のお金ではなく使わなければ失効してしまうポイントから出るなら、行ってみよう!という気になりませんか?

あおむし家は保育料がまだかからなかった頃は、年に1度、会社のポイントを使い切るためのちょっと豪華な旅行をしていました。普段はなかなか泊まれないような一泊数万円のホテルを選び、おいしい料理や温泉を満喫すると、非日常感が得られてとてもリフレッシュできました。年に一度という頻度も、高いお金を使うことに良い意味で慣れず、非日常感を感じることができるちょうど良い塩梅でした。おススメですよ。

・書籍の購入補助

⇒本を読むのが好きな方は、書籍の補助に使うのもおススメです。1回の補助ではわずかなポイントしか使わないので、たくさん本を買って読みましょう。

読んだ本は持っておかずにメルカリで売れば、書籍から知識が得られるだけでなく、ポイントのいくらかが現金化できてしまいます。これはやらない手はありません。

ちなみに、あおむしは基本的に図書館で本を借りる派なのですが、楽天のスーパーセールでポイント倍率を上げるために、この補助を使って1冊だけ本を買うという使い方をしています。1000円強で買った本はメルカリで売れば、売ったお金(数百円)+追加のポイント還元で元がとれる場合が多いです。

・会社の食堂代の補助

⇒お昼ごはん等で会社の食堂をよく利用される方は、その補助に使うのも手です。昼食代は1回500円程とすると、毎月10000円くらいはかかる計算です。これらの一部または全部が賄えるのは、食費節約に大いに役立つはずです。

イマイチな使い先

メニューの中には、あまりおススメできないものも存在します。これらはレートが高かったとしても、要注意です。

・会社が用意した自己啓発への補助

⇒自己啓発への補助はレートが高めに設定されている場合が多く、一見お得に見えます。しかしながら、会社が用意した自己啓発(主に通信講座など)については、契約したセミナー会社が独自に決めたものであり、その価格はあってないようなものです。

また、自己啓発の内容も、正直受けてみるまでは良い内容なのかはわかりません。あくまで個人的な感想ですが、このような用意された自己啓発の内容は、あまり市場競争が働いていないためか長年内容がアップデートされておらず大して理解が深まらなかったり情報が古かったりする場合が多かったです。

こういったところにお金を使うよりは、他のメニューにお金を使って、浮いた分で自分で自己啓発本や通信講座を探して受ける方が、結果的に安く済むし効果も高いと考えています。

・寄付金

⇒ポイントの使い先がないから寄付金に使う・・・というのもイマイチです。もちろん寄付するという行為自体は、社会貢献や困っている人を助けるための良い方法だと思いますが、ポイントが使い切れないからという後ろ向きな寄付はおススメできません。

同じ寄付でも、宝くじの場合は(非常に運が良ければ)自分にも当選金が当たる場合がありますし、なにより結果にワクワクする気持ちも得られますよね。また、自分のお金で、自分で選んだ寄付先にお金を寄付する方が、能動的に社会貢献や困っている人を助けたことになり、満足感もきっと高いと思います。(自己満足といえばそれまでですが・・・)

考えることが面倒でも、カフェテリアプランはしっかり自分の頭で使い道を考えて選択してください。それが日々の生活でお金を使う/節約することにも役立ちます。

最後に

カフェテリアプランに限らず、会社の福利厚生制度はうまく活用すれば日々の節約に大いに活かすことができます。なかなか使ってこれなかった・・・という方も、ぜひこの機会に使い切ることを意識してください。

有効期限が年度末の方は、今年度分のポイント失効までもう時間がありません!急いで使いみちを決めちゃいましょう。もし使いみちが見つからないなら、思い切って補助が出るツアーや宿を選んで、パーッと旅行に行ってみては?

ではまた。