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【セミリタイア計画】第二子誕生!セミリタイア計画を見直す(その1:セミリタイア後生活費の見直し)

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こんにちは、あおむしです🐢
ご無沙汰しております。

突然のご報告ですが、
あおむし家にこの秋、家族が増えます。

仕事が多忙を極めていたのと、
家族が増える準備をしていたので、
ここ半年間、ブログ更新を放置してました…

久々に更新する今回は、
家族が増えることに伴って、セミリタイア計画の見直しをします。

これまでのセミリタイア計画

あおむし家のこれまでのセミリタイア計画は、以下の記事で紹介しています。
aomushi19891106.com

この内容をまとめると

  1. セミリタイア後生活費:年300万円
  2. セミリタイア後労働収入:年150万円
  3. セミリタイア開始額:4300万円
  4. セミリタイア開始時期:2026年末


としていました。

これらの金額や時期を、今回見直していきます。

ただ、内容が非常に長くなってしまったので
以下のように3回に分けて見直していきます。

  • 第1回 セミリタイア後生活費の見直し
  • 第2回 セミリタイア開始額、開始時期、労働収入の見直し
  • 第3回 資産シミュレーターの見直しとリスク対策

第1回の今回は、
セミリタイア後生活費の見直しです。

1.セミリタイア後生活費:年間357万円

結論、子どもが一人増えて4人家族になると、
以下①~⑦を合計した年間357万円が、
あおむし家のセミリタイア後に必要な生活費です。


生活に必須の支出:231万円

  • ①食費:60万円(月5万円)
  • ②住居費:90万円(月7.5万円)
  • ③教育費:69万円(月5.75万円)
  • ④交通費:12万円(月1万円)

生活に必須ではない支出:126万円

  • ⑤趣味:48万円(月4万円)
  • ⑥特別費:30万円
  • ⑦積立費:48万円(月4万円)


①~⑦の支出は、
生活に必須の支出生活に必須ではない支出に分けています。

生活に必須の支出とは、
セミリタイア後に最低限の生活を営むために絶対必要なお金です。
あおむし家は食費、住居費、教育費、交通費の4つとしています。

生活に必須ではない支出とは、
今の生活で絶対必要という訳ではありませんが、
今や将来の生活を充実したものにするお金です。
あおむし家は趣味、特別費、積立費の3つとしています。


何を必須の支出にするかは、それぞれの事情や価値観によって異なります。
人によっては教育費は必須ではない支出になったり、
趣味が必須の支出になったりするかもしれません。


次から、各費目の詳細を見ていきます。
まずは、生活に必須の支出からです。

①食費:60万円(月5万円)

食費には、以下を含みます。

①-1 外食を除く食費:48万円(月4万円)
現在は月3~3.5万円かかっています。
子ども1人増えて、ざっくり月+1万円としました。

①-2 医療費:12万円(月1万円)
夫婦と子どもにかかる医療費です。
現在は月0.5万円です。
子どもは体調を崩しやすいため、多めに2倍の月1万円を見積もりました。

②住居費:90万円(月7.5万円)

住居費には、以下を含みます。

②-1 家賃:48万円(月4万円)
現在は月4万円の賃貸に住んでいます。
子どもが増えても同じ水準の賃貸に住み続ける予定です。

②-2 水道光熱費:24万円(月2万円)
現在は月1〜2万円ほどかかっています。
子どもが増えることで多少上振れするので、平均月2万円を想定します。

②-3 通信費:6万円(月0.5万円)
ネット回線と夫婦のスマホ通信費です。
子どものスマホ通信費は、お小遣いから捻出してもらいます。

ネット回線には契約せず、
楽天モバイル+格安キャリアを契約します。
家にいるときは楽天モバイル側のテザリングを利用してネット接続することで、通信費を月5000円程度に収められます。
aomushi19891106.com


②-4 保険料:6万円(月0.5万円)
現在は火災保険と自動車保険のみ加入し、月4000円ほどです。

セミリタイア後は自動車を手放すので、自動車保険は解約します。

その代わり自転車保険や少額の掛け捨て生命保険に加入するつもりなので、予算は据え置きにします。

②-5 その他:6万円(月0.5万円)
自治会費、NHK、生活に必須のサブスク(家計簿やパスワード管理アプリ)はこの費用とします。

③教育費:69万円(月5.75万円)

教育費には、以下を含みます。

③-1 奨学金返済:0円
セミリタイア時、奨学金は既に完済しているため0円想定です。

③-2 高校卒業までの学費:69万円(月5.75万円)
子ども二人の保育料、授業料、給食費、定期代、塾、習い事、仕送りのトータル金額です。
※子どもが大学進学する場合の学費は、⑦積立費で準備します。

高校卒業まで全て公立だと、学費は一人684万円です。

  • 保育園(1〜3才):126万円(月3.5万円)
  • 保育園(4〜6才):18万円(月0.5万円)
  • 小学校6年:216万円(月3万円)
  • 中学校3年:162万円(月4.5万円)
  • 高校3年:162万円(月4.5万円)

lify.jp

子ども二人だと1368万円かかる計算です。
このうち第一子は保育園(1~3才)の126万円は過ぎており、残額の1242万円が向こう18年でかかります。

これを18年で割ると、平均の学費として年間69万円(月5.75万円)がかかる計算です。

④交通費:12万円(月1万円)

交通費には、以下を含みます。

④-1 ガソリン代:0円
④-2 維持費・税金:0円

セミリタイア後は、車を手放す予定です。
そのため、いずれも0円としています。

④-3 交通費:12万円(月1万円)
セミリタイア後の移動は徒歩や自転車です。
しかし、通院や子どもの急なお迎えでの交通費、自転車の維持費として、月1万円を残しておきます。

なお、帰省や旅行の交通費は、⑥特別費として扱います。


次に、生活に必須ではない支出です。

⑤趣味:48万円(月4万円)

趣味には、以下を含みます。

⑤-1 外食:14.4万円(月1.2万円)
現在は月1万円かかっています。
週に1回は行くので、1回あたり2500円です。
子どもが一人増えて、1回あたり3000円になる想定です。

⑤-2 夫婦の出費:24万円(月1万円 x2)
衣服や美容、趣味、家族以外との外食など、自由に使えるお金です。
現在は一人月1~3万円くらいかかっています。

子どもが増えたら、ここはセーブして
月1万円以下に抑えたいと思います。
妻は今も達成できているので、私次第・・・😅

⑤-3 子どもの出費:9.6万円(月0.4万円 x2)
お小遣い、プレゼント、衣服などで
一人あたり月4000円を想定しています。

⑥特別費:30万円

年間を通して不定期でかかる支出です。
それぞれに決まった支出額は決めず、年間30万円を予算に設定します。

特別費には、以下を含みます。

⑥-1 冠婚葬祭:5万円
ご祝儀や香典、地域のイベントなどにかかる支出です。
1回1~3万円が相場で、2回参加すると年間5万円想定です。
(近しい人以外の葬儀や結婚は、極力参加しません)

⑥-2 旅行・帰省:15万円
家族旅行や帰省にかかる費用です。
年1回の国内旅行+2回の帰省で15万円想定です。

⑥-3 家具・家電の買い換え:10万円
老朽化した家電や家具の買い換え費用です。
冷蔵庫、洗濯機、食洗機、テレビ、電子レンジ、寝具、自転車などの買い換えが年1~2回発生する想定で、10万円としました。

なお、セミリタイア後も賃貸の予定なので、
エアコンやバス・トイレなどの備え付けの設備は管理会社負担です。

⑦積立費:48万円(月4万円)

毎年や毎月の支出だけでなく、人生にはまとまってかかるお金もあります。
積立費は、これらに備えて毎年(毎月)積み立てるお金です。

積立費には、以下を含みます。

⑦-1 大学進学費用:24万円(月2万円)
子どもが大学進学する場合、一人当たりの学費は

  • 大学4年(自宅):288万円(月6万円)
  • 大学4年(下宿):576万円(月12万円)

となり、子どもが二人とも大学進学で下宿する場合、トータルで1152万円が必要です。

毎月の積立額を決める前に、
まずは現在の資産で準備できる分を把握します。

あおむし家では、第一子のジュニアNISA口座を開設しており、3年間運用して約300万円になっています。
これを想定利回り4%で残り15年運用すると540万円になる計算です。

この分を差し引くと、残額は612万円です。
612万円を、第二子が大学入学する18年後に準備します。

金融庁のつみたてシミュレーターでは、
612万円は想定利回り4%、運用期間18年だと、毎月19393円です。
キリよく年間24万円(月2万円)とします。

引用:金融庁HP

⑦-2 親の介護費用:24万円(月2万円)
夫婦ともに両親は健在です。
そのため、最大で4人分の介護費用が必要な可能性があります。

介護は正直、いつから始まるかはわからないです。
早く始まって長期化する可能性もあれば、
介護不要でピンピンコロリとなるかもしれません。

これを考え出すとキリがないので、
介護費用は、両親が80代半ばを迎える15~20年後を目安に準備します。

一人当たりの介護費用は、以下を参考に

  • 在宅介護の場合:293万円
  • 施設介護の場合:735万円

を想定します。(平均介護期間:5.1年)
www.jili.or.jp

全員施設だと破綻するので、
どちらか片方の親を在宅、もう片方の親を施設とすると
トータルで2056万円です。

この費用を全て準備するのは非常に厳しいです。
そこで半額は両親の貯金や年金、夫婦の兄弟と折半してもらい、あおむし家では半額の1028万円を準備します。

また、毎月の積立額を決める前に、
まずは現在の資産でまかなえる分を把握します。

あおむし家では、夫婦の積立NISA口座を開設しており、3年間運用して約300万になっています。
積立NISAは想定利回り4%で満期までの残り17年運用すると、580万円になる計算です。

この分を差し引くと、残額は448万円です。
448万円を15~20年後までに準備します。

こちらも同様に、
金融庁のつみたてシミュレーターで計算すると、
448万円は

  • 想定利回り4%、運用期間15年だと、毎月18205円
  • 想定利回り4%、運用期間20年だと、毎月12215円

となります。
早期に必要になる可能性もあるので、
多めに見積もり年間24万円(月2万円)を設定します。

引用:金融庁HP


まとめると、
子どもが一人増えて4人家族になると、
セミリタイア後に必要な年間生活費は357万円

その内訳は
生活に必須の支出:231万円

  • ①食費:60万円(月5万円)
  • ②住居費:90万円(月7.5万円)
  • ③教育費:69万円(月5.75万円)
  • ④交通費:12万円(月1万円)

生活に必須でない支出:126万円

  • ⑤趣味:48万円(月4万円)
  • ⑥特別費:30万円
  • ⑦積立費:48万円(月4万円)

となりました。

最後に

セミリタイア計画見直しの第1回として、
セミリタイア後生活費の見直しを行いました。

子どもが一人増えると、生活費は60万円近く上昇しました。
大学進学する場合はさらに増えますね・・・!

今回はすべて公立で試算しましたが、私立も入ってくると一人2000万円~3000万円になりそうです。
子どものころ、公立に行ってくれ!と親によく言われましたが、その気持ちがよくわかりました・・・

次回は、セミリタイア開始額と開始時期、セミリタイア後の労働収入を見直します。
はたしてセミリタイア開始は遠い未来になってしまうのか・・・!?

ではまた。