MENU
\まずは読んでほしい/

このブログのエッセンス

記事一覧

夫婦で乗り換えた格安SIM紹介(節約効果:中)

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

あおむしはこの春に安い賃貸に引越したのを機に、携帯キャリア(携帯の通信事業者のこと;AUやdocomoなど)の見直しも行いました。今回は、あおむし家が夫婦で加入している格安SIM、HISモバイルについて紹介します。

HISモバイル

あおむし家の携帯プラン変遷

あおむし家はこれまで様々な携帯キャリアのプランに乗り換えて、通信費の見直しをしてきました。その変遷をざっとまとめます。

~結婚当時

独身時代から結婚してしばらくの間までは、夫婦ともに大手キャリア(夫はAU、妻はdocomo)に加入していました。月のスマホ料金は12000~15000円ほどかかっており、インターネットやNHKなどと合わせた月の通信費は20000円もありました。

節約生活開始時

セミリタイアを目指して節約生活を開始すると、夫(あおむし)は自分の通信費見直しで当時1年間0円キャンペーンをやっていた楽天モバイル に乗り換えました。一方で妻は、格安SIMに対して不安を感じていたため、大手キャリアを継続しました。月のスマホ料金は5000円~8000円程度まで落とすことができました。この頃はまだインターネットも契約していたので、月の通信費は12000円ほどでした。

節約生活開始から1年

節約生活を開始して1年がたち、楽天モバイルの0円キャンペーンも終わるタイミングで、妻にも格安SIMのHISモバイルに乗り換えてもらいました。この頃には料金の安い楽天モバイルでも生活に支障なく十分使えるということがわかっていたので、妻も乗り換えることに抵抗はありませんでした。月のスマホ代は4500円前後まで落ちました。

また、この時期にインターネットを解約し、ネットは楽天モバイルのデータ通信無制限+スマホのテザリングで対応するようになったため、通信費全体でも5500円程度にまで抑えることができました。(詳しくは以下記事で紹介)

aomushi1989.hatenablog.com

安い賃貸に引越し後

これ以上はスマホ料金の見直しは不要だろう・・・と思っていましたが、さらに転機が訪れます。この春に引越した安い賃貸が、さらにインターネットまで無料だったのです。

家ではWifiを飛ばしてインターネットにつなげばよくなったので、スマホのデータ通信料も無制限にする必要が無くなりました。そこで、夫も妻と同じHISモバイルに乗り換えました。これで月のスマホ代は、驚異の2200円まで減りました。NHKと合わせた通信費全体でも3400円程度です。

乗り換えの方法

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/22956679

※記事を書いた2023年6月時点では、HISモバイルはMNPワンストップ制度(乗り換え先の手続きだけで携帯キャリアの乗り換えができる制度)に対応していません。ここでは、従来の手続き方法で紹介しています。

スマホ(携帯端末)を変えない場合、携帯キャリアの乗り換えは比較的簡単に行えます。ここでは端末と電話番号を変えずに、HISモバイルへ乗り換える方法をご紹介します。なお、HISモバイルでご自身の端末がそのまま使えるかは、以下のページをチェックしてください。

国内SIMで利用できる端末 | 格安SIM(スマホ)ならHISモバイル

1.スマホのSIMカードのロックを解除する

※スマホのSIMカードのロック解除済み、またはSIMフリースマホを利用の場合は2へ進んでください。大手3大キャリアの場合は、ネット上の手続きでできてしまいます。

 SIMロック解除の手続きのページはこちら⇒ auドコモソフトバンク

2.乗り換え元の携帯キャリアでMNP予約番号を発行する

今お使いの携帯番号を乗り換え先のキャリアでも使い続ける場合、現在のキャリアでMNP予約番号を発行してもらう必要があります。この予約番号を、乗り換え先キャリアの申し込み時に入力することになります。MNP予約番号の発行は、3大キャリアはいずれもネット上の手続きで可能です。

 MNP予約番号の手続きページはこちら⇒ auドコモソフトバンク

なお、MNP予約番号には有効期限があり、おおよそ発行日から2週間です。乗り換え先のキャリアでは申込手続きに時間がかかるため、発行から5日以内には乗り換え先キャリアで申し込みをしてしまいましょう。万が一、予約番号の有効期限が切れてしまっても、現在のキャリアは解約にならず、再度MNP予約番号の発行ができるので、ご安心ください。

なお、現在のキャリアを解約するとキャリアメール(例えば、ドコモの場合はアドレスが@docomo.ne.jpのメール)は使えなくなってしまうので、ご注意ください。

3.乗り換え先の携帯キャリア(HISモバイル)で加入手続きをする

HISモバイルのホームページで加入手続きを行います。2で発行したMNP予約番号が必要になります。加入にあたっては、事前にMyHISモバイルに会員登録が必要なので、やっておきましょう。

必要な情報を入力し、身分証明書(免許証など顔写真付きのものなら1点でOK)をアップロードするだけで手続きは完了です。手続きは10分もあればできてしまいます。

HISモバイル

4.送られてきたSIMカードをスマホに差し込み、初期設定をする

加入手続きが完了すると、数日~1週間程度でSIMカードが郵送で送られてきます。楽天モバイルと違って、受け取り時の身分確認もなかったので楽でした。(え、無いの!?とも思いましたが笑)

SIMカードと同封されてきた説明書を参考に、設定を進めてください。説明書は紙1枚なので、3分もあれば設定が完了します。端末を変えなければ、特にデータ移行なども必要なく、新しい回線で使えるようになりますよ。

HISモバイルの良いところ

ここからは、夫婦で乗り換えたHISモバイルの良いところを紹介していきます。

月額990円で7GBのちょうど良い容量

プランは夫婦ともに、自由自在プラン7GB990円に加入しています。格安SIMとしては標準的な月額990円ですが、データ容量が7GBあり、同額の格安キャリアのプランに比べてお得です。

7GBの容量はあおむし夫婦にとってはちょうど良いです。家ではWifiでネットに繋ぐのでデータ容量は一切使わず、データ容量を使うのは外出中だけになります。

夫の場合は、平日の片道1時間ほどの通勤中にボイシーの配信やYouTubeの本要約動画を歩きながら耳で聴いたり、電車の中でブログを書いたりする程度で、月末にギリギリ7GBいくかいかないかくらいです。

妻の場合は車通勤なので外出中ほとんど使わず、データ容量は余っているようです。

夫婦ともに速度制限にかかることはほとんど無く、生活に支障をきたさないレベルのデータ容量があるので、HISモバイルの7GBという容量はたいへん重宝しています。

ドコモ回線で広いエリアで使える

HISモバイルのデータ通信は、ドコモの回線を使っています。そのため、全国の広いエリアで圏外になることなく、データ通信を利用できるメリットがあります。

通信速度については、日中遅くなることがありますが、他の格安キャリアに比べると全体的に速いと評判です。ただ、さすがに大手キャリアには敵わないので、過度な期待はしない方が良いでしょう。本家ドコモから乗り換えた妻によると、速度の遅さは始めは少し戸惑ったようです。(今はもう慣れたようですが)

手続きして数日でSIMが届く

加入手続きからSIMカードの送付までが非常に早く、あおむし家には妻は2日、夫は3日ほどでSIMカードが届きました。

あおむしが以前加入していた楽天モバイルだと、当時キャンペーンをしていて加入者が急増していたせいもあってか、SIMカードの到着まで5日かかり、MNP予約番号の有効期限切れにならないから少しヤキモキしました。

地域によってはこれくらいかかる場合もあるかもしれませんが、手続きからSIMカードを挿して契約完了までの速さも、HISモバイルの良いところでした。

HISモバイル

HISモバイルのイマイチなところ

通話代は別途かかる

基本料金は990円ですが、通話代は別途かかります。HISモバイルの場合は、9円/30秒です。これは他の格安キャリアに比べて安い方ではありますが、通話をよくする方にとっては負担になるのは変わらないです。

あおむし家では勤務先や子どもの保育園への連絡や病院の予約などでしばしば通話を使っているため、夫婦で毎月200〜500円ほど通話代が追加でかかっています。通話し放題のプランもありますが、そこまで加入すると基本料金が高くなりHISモバイルである必要性は無くなります。通話をたくさんする方については、楽天モバイルなどの通話無料のプラン(データ3GBまで通話無制限で1078円)があるキャリアを選ぶ方が良いでしょう。

あおむし家では通話代込みでも通信費は十分安く抑えられているので、HISモバイルを使い続けています。

公式ショップに端末が少ない

格安キャリアに乗り換えるのと同時にスマホ端末も買い換えたい場合、HISモバイルでも端末は購入することができます。ただし、品揃えは少なく、中古端末も多いです。

公式ショップで購入するよりも、楽天などのネット通販や価格.comで欲しい端末を安値で購入できるお店を見つけて、そこで購入する方がオススメです。

通信速度制限になった時の使用感

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/5018559

あおむしは5月1日からHISモバイルを使い始めましたが、YouTubeなどの動画をしばしば観ていたこともあり31日にデータ7GBを超えてしまい、1日だけ速度制限にかかりました。速度制限になると、データの通信速度は最高200Kbps、容量は3日で360MBまでに制限されます。参考までに、その時の使用感を紹介します。

通話

通話は別料金なこともあり、速度制限になっても通話は普通に行うことができました。

LINEやメール

読み込むのに1〜2分ほど時間がかかりますが、一度読み込めば見ることができるので特に支障は無かったです。

ただし、データ通信を使うLINE通話は使い物になりません。また、メッセージで動画を送られると読み込みが全然進まなくなりました。

ボイシー

最初やチャプターが切り替わって10秒程度は読みこみで止まりますが、それ以降は止まることなく普通に聴くことができました。音声サービスはデータ量がそれなりにあるため、これは意外でした。ボイシーはよく聴くので、速度制限になった時の味方になりそうです。

radiko

対して、同じ音声サービスのradikoは読みこみが1〜2分と長く、さらに再生中もよく途切れるため、使いものになりませんでした。こちらはリアルタイム配信ということも一因だと思われます。

YouTube動画

最もデータを使うであろうYouTubeですが、やはり読みこみは最初に1〜3分ほど時間がかかりました。また、途中で広告を挟むと、広告毎に15〜30秒ほど読みこみでさらに時間がかかるので、テンポが悪いです。

一方で、最初と広告の読みこみ以外は、1倍速+画質をデータセーバーにすれば、20分程度の動画も止まることなく最後まで再生することができました。1.25倍速にしても、たまに止まるくらいでした。

ただ、気をつけなければならないのは、速度制限後も3日で360MBの容量制限があることです。これを超えるとデータ通信速度にさらに制限がかかり、YouTubeはおろか他のサービスも使い物にならないレベルになります。動画は特にデータを食うので、速度制限にかかったら素直に控えた方が良いでしょう。

最後に

夫婦で加入している格安SIM、HISモバイルの紹介でした。

今回はインターネット無料の恩恵があり夫婦で加入しましたが、そういった特典がない場合は、以前紹介した楽天モバイル +ネットはスマホのテザリングで対応するのがオススメです。その場合でも、データをあまり使わない方のスマホをHISモバイルにすることで、月の通信費を大幅に減らすことができます。

aomushi1989.hatenablog.com

毎月の通信費は思いの外かかっているものです。格安SIMにかえれば、最初は少し戸惑うかもこともあるかもしれませんが、慣れてしまえば固定費を大きく下げることができます。

ぜひ通信費を見直してみて、格安SIMに乗り換えることを検討してみてください。

ではまた。

HISモバイル