皆さんは月の美容院代・床屋代にいくらかけていますか?
あおむしは3か月に1回、1500円カットに行って散髪を済ませています。いわゆる1000円カットは、よくダサくなるからやめとけ、等といわれていますが、現在私の通っているところは決してそんなことはありません。
今回は、私のこれまでの美容院・床屋の変遷と、1500円カットに落ち着いた理由を紹介します。
あおむしのこれまでの美容院・床屋の変遷
幼少~高校までは、親に紹介された知り合いの床屋で散髪していました。このころはあまり髪形などを気にしておらず(中・高の頃は思春期で、ダサいかなとも感じていましたが)、2か月に1回ほどの頻度で4000円でした。髪形はスポーツ刈りでした。
大学の頃は、見た目には全力をかけ(いわゆる大学デビュー)、美容院に通ってカット、カラー、パーマの3点セットで毎月1万円以上かけていました。髪形は茶髪&パーマでした。
社会人になってカラーやパーマができなくなると、若いお客さんが多いおしゃれでリーズナブルな床屋になりました。2か月に1回、3000円を支出していました。髪形はサイドを短めに刈り上げたツーブロックでした。
その後結婚して、新居に移り住みとともに新しい美容院・床屋を探すことになります。その当時のツーブロックが見た目もさわやか、メンテナンスも楽だったので引き続き床屋にしようと思ったのですが、田舎だと中々良い床屋が見つかりませんでした。しばらくの間通ったところは、腕はそこそこだったのですが、とにかくゆっくりで1回2時間は余裕でかかっていました。値段も2か月に1回、4000円と以前よりアップしてしまいました。
最近の髪形のイメージ 引用:https://freeeillust.com/entry/20220321/1647821594
1500円カットを選ぶきっかけ
そんな中、「どうせいまいちな床屋にするぐらいなら、いっそ思いっきり安い所はどうだろう?」と思い立ち、近所にあった1500円カットに行ってみることにしました。
しかし、いわゆる1000円カットの類は、「下手」「要望を聞いてくれない」など、良くない噂も聞きます。
そこであおむしは、1500円カットに行く前にいくつか事前準備を行いました。
・最も評判の良いお店を選ぶ
⇒地域にはいくつか1000円台のカットがありましたが、系列店、大型スーパーに併設の店、個人店などいろいろなタイプがありました。
その中でも、Google mapで最も評価が高かった1500円カットのお店を選びました。美容院や床屋のレビューサイトはいくつかありますが、より多くのレビューにさらされ、小さなお店までカバーできているGoogle mapの評価が最も参考になりました。
・時間は平日の日中を選ぶ
⇒基本的に1000円カットは短時間で多くのお客さんをさばくことになるため、休日や平日の夕方以降は大忙しです。忙しすぎる状況では、たとえ上手な人にあたれたとしても、カットが雑になってしまう恐れがありました。
このリスクを少しでも回避するため、私は有休をとって平日の昼間に1500円カットのお店に行くことにしました。
・電話で予約を入れる
⇒1000円カットのお店はお客さんが込み合っていることが多く、予約制の店が多いです。大型店や系列店の場合は、当日行って整理券を受け取ることができるところも存在しますが、私の選んだ1500円カットのお店は個人店だったので、事前に電話予約を入れてから来店しました。
ちなみに、平日の昼間でも予約はそれなりに入っているようで、時間を指定されました。「いつでもどうぞ」という感じではなかったです。
・自分がなりたい髪形の写真をスマホに保存しておく
⇒1000円カットのお店では、短時間で多くのお客さんをさばく必要があるため、美容室のように細かい要望にはなかなか応えられません。そこで私は、事前になりたい髪形の写真を一枚だけスマホに保存しておき、カットする際に「こんな感じで」と提示しました。
写真を見せるのは、言葉で伝えるよりも短時間で、床屋さんにとってもイメージが伝わりやすいので効果的です。カット中は、よほど気になることが無ければ床屋さんにお任せしましょう。あっという間に希望していた髪形にしてくれますよ。
ただし注意点としては、あまり複雑な髪形は要求できないということです。男性については、スポーツ刈りやツーブロックのような短髪でカット時間が短い髪形なら要望に応えてもらえることが多いですが、アシンメトリーやパーマを活かした髪形などは1000円カットで要望すべきでないでしょう。
こういった髪型は、しっかりお金を出して美容院でコミュニケーションをとりながら切ってもらったほうが良いです。1000円カットで「イメージ通りじゃない」など悲しい目にあっているのは、こういった要求をしてしまっている方が多いのではないでしょうか。
1500円カットに変えた効果
・散髪代の節約になった
⇒1回4000円から1500円のお店に変え、また髪形もこれまでより短めのツーブロックにして3か月に1回ほどの頻度で良くしたため、散髪代を年間18000円節約(月1500円節約)することができました。
浮いたお金を年利4%で運用すれば、30年でおよそ101万円になります。軽自動車なら1台買える、まあまあの節約効果ではないでしょうか。
・散髪の時間を短時間に抑えることができた
⇒個人的に満足感の高かった効果はこれです。いままでの床屋はカット+髭剃りだけでも2時間近くかかっており、休日に行くとそれだけで半日分の予定が潰れる場合もありました。
一方、1500円カットのお店では、驚くほど速いスピードで仕上げてくれて、入店から退店まで15分くらいしかかかりませんでした。これならば、休日の予定をつぶしていく必要がなく、ちょっとしたスキマ時間を活用することもできます。
人が多いので予約は必要になりますが、一瞬のうちにカットが終わるのは気持ちがいいですよ。
・自分にとってはこれくらいが十分だと気づいた
⇒自分のこれまでの美容院・床屋の変遷をふりかえってみると、(特に大学時代は)髪形にお金も時間もかけすぎていたな、と思います。若い頃は雰囲気イケメンを目指して、見た目に全力をかけていました。
しかし床屋を1500円カットにしてからは、「清潔感があれば、それ以上の髪形は気にしなくていいかな」と良い意味で髪形に無頓着になりました。30代になり、家族もできて落ち着いてきたせいもあるかもしれません。
清潔感のある短い髪形は、シャンプーや髪を乾かす時間も少なく済むし、長い前髪も気にならなくなるしで、生活するうえでは良いことずくめでした。結局のところ、自分にとってはシンプルなこの髪形が一番良かったのだと気づくことができました。
最近は、長い髪形だった時には毎日愛用していた整髪料も、ほとんど使わなくなりました。家族との特別なお出かけや結婚式に御呼ばれしたときだけは、ギャツビーの小さくて安いワックスを買って髪を整えています。
最後に
1000円カットに変えるのは、「ダサくならないかな」と心配になり、ちょっと勇気がいるかもしれません。しかし、思い切って変えてみると節約や時短にもなるし、何より自分にとってどんな髪型が心地よいのか?を考えるキッカケにもなります。
もし気に入らなければ、もとの美容院や床屋に戻せばいいだけなので、この機会に一度ぜひチャレンジしてみることをおススメします。
ではまた。