わが家では、お湯を沸かしてお茶やコーヒーを淹れるために電気ケトルを導入しました。
しかし、電気ケトルを使っているうちに、お湯を沸かす以外にも、料理の時短に活用できることに気が付きました。
今回は、
- 電気ケトルの活用法4選
- 電気ケトル選びのポイント
- オススメの電気ケトル
を紹介します。
電気ケトル活用法4選
あおむし家では、お湯を沸かす以外にも以下の用途で電気ケトルを活用しています。
1.煮込み料理の時短化
電気ケトルを使えば、カレーやお鍋などの煮込み料理を作る時間を時短化できます。
具材をカットしたり炒めている間に、電気ケトルで必要な量の水を沸騰させておくのです。
通常、カレーやお鍋などの煮込み料理は、お水に具材を入れてから沸騰するまで煮立たせ、さらに10分以上煮込む必要があります。
そのため、料理にかかる時間は30分以上かかってしまうこともザラです。
しかし、電気ケトルで必要量のお湯を沸かせば、具材をカットや炒めが完了したらお湯を即投入できます。
これによって、具材と水を入れて煮立たせるまでの最初の5~10分を時短できます。
また、調理中の火加減を気にする必要も無くなります。
電気ケトルで沸かしたお湯を投入したら、最初から弱火にセットし、後は15分タイマーをセットして待つだけで良いです。
本来はお湯を沸かすために強火で煮立たせた後、弱火に切り替えて煮込む必要があります。
しかし、電気ケトルでお湯を沸かせば、前半の強火部分が丸々無くせて、この必要が無くなります。
火加減を気にする必要が無いので、コンロの前に張り付く必要が無く、自由時間になります。
タイマーさえ忘れずにセットしておけば、スマホで音楽や動画を視聴してもいいですし、他の料理の準備をしても良いです。
このように、煮込み料理のお湯を電気ケトルで沸かすことで、調理の時短化と自由時間を作り出せます。
2.パスタ作りの時短化
電子レンジを使うパスタ調理器は、パスタを手早く簡単に作れます。ここに電気ケトルを組み合わせて、さらに時短化できます。
パスタ調理器にパスタを入れてレンジでチンする前に、電気ケトルで沸かしたお湯を入れるのです。
あおむし家ではパスタ作りにエビスの絶品レンジでパスタを使っています。
このパスタ調理器は、レンジでも美味しいパスタが作れて評判ですが、1つだけ難点があります。
それは、熱湯を入れてレンジで加熱が必要なことです。
手軽にパスタを作るための調理器なのに、やかんや鍋でお水を沸かしたら、全く手軽でなくなります。
そこで活躍するのが、電気ケトルです。
電気ケトルを使えばスイッチ一つ、2~3分で必要な熱湯が準備できてしまいます。
そのため、トータルでパスタ作りにかかる時間は、水を入れるタイプのパスタ調理器や、鍋でパスタをゆでるよりも早く出来上がります。
しかも、ゆであがりは鍋で作ったパスタ並みかそれ以上です。エビスの絶品レンジでパスタは、以下の記事で詳しくレビューしています。
こうして絶品レンジでパスタと電気ケトルを組み合わせてパスタ作りの時短化ができ、あおむし家でのパスタ作りが大幅に楽になりました。
3.ゆで卵作り
容量の大きい1リットル程度の電気ケトルなら、ゆで卵も簡単に作れます。
しかも、固さの調節も自由自在です。
※電気ケトル本来の使い方ではないため、自己責任でお願いします。
作り方は、以下の通りです。
① 電気ケトルの中に卵を1〜3個いれる。
② 電気ケトルの容量いっぱいまで水を入れる。
③ スイッチを入れ、沸騰するのを待つ。
④ 沸騰してスイッチが切れたら、硬さによって以下の時間そのまま放置する。
- 黄身トロトロ ⇒5分
- 半熟 ⇒7分
- 固ゆで ⇒10分
電気ケトルによって多少時間が前後するので、うまくできなければ時間を±1分ほど調整します。
⑤ 時間が経ったら中のお湯を捨てる。代わりに水をいっぱいまで入れ、卵を冷やす。
⑥ 手で触れるくらいの熱さになったら、水を捨てて取り出す。
これで簡単に、好みの固さのゆで卵を作れます。
電気ケトルでゆで卵を作れば、火加減を気にしたり、熱湯の中から熱々の卵を取り出したりといった手間も無くなります。
4.電気ケトル×水筒=魔法瓶
料理ではありませんが、わが家では容量の大きな耐熱水筒と電気ケトルを組み合わせて、水筒を魔法瓶のように使っています。
使い方は簡単です。
電気ケトルでお湯を沸かしたら、そのお湯を容量の大きな耐熱水筒に入れてフタをするのです。
- 冬場にさっと熱いお茶やコーヒーを飲みたい時
- 子どもが小さくてミルクをすぐに準備したい時
とても助かります。
水筒は魔法瓶と比べて、以下のメリットもあります。
- スペースをとらない。
- 外出する時に持って行ける。
- 洗うのが簡単。
耐熱性のステンレスボトルなら、沸騰したお湯を入れて10時間ほどは熱いままもちます。
0.75〜1リットルの容量なら、電気ケトルで容量いっぱいに沸かしたらお湯が全て入るので、オススメです。
わが家では0.8リットルのステンレスボトルを使っています。(上の写真)
冬場は、毎朝 電気ケトルで沸かしたお湯を水筒に入れて、職場でコーヒーを淹れて飲んでいます。
まとめると、電気ケトルの活用法4選は
- 煮込み料理の時短化
具材を切っている間にお湯を沸かせば、5~10分短縮できる。火加減の調節も不要に。 - パスタ作りの時短化
エビス レンジでパスタとの相性バツグンで、10分で美味しいパスタが作れる。 - ゆで卵づくり
湧きあがった後の放置時間を買えれば、簡単に好きな硬さに仕上がる。 - 電気ケトル×水筒=魔法瓶
沸かしたお湯を耐熱水筒に入れれば、10時間は持つ。ケトルと同容量の水筒がオススメ。
電気ケトル選び4つのポイント
これまで紹介した活用法を行うために、電気ケトルを選ぶポイントをまとめました。
ポイントは以下の4つです。
1.容量が十分か(1リットルがベスト)
1〜5人くらいまでの家族で、上で紹介した用途に活躍したい場合は、容量は1リットルがベストです。
なぜなら、これより容量が小さいと料理に必要なお湯を一回で沸かせないからです。
逆にこれより容量が大きいと、今度は沸騰するのに時間がかかったり、お湯を持て余してしまうからです。
上で紹介した活用法を使いたい場合は、電気ケトルは1リットルちょうどを選びましょう。
2.ハイパワーですぐにお湯ができるか
電気ケトルは、1リットルの容量を5分以内に沸かせるくらいのパワーにしましょう。
1リットル沸かすのに5分以上かかる低パワーな電気ケトルだと、せっかくの時短効果が薄くなります。
電気ケトルのパワーは定格消費電力(W:ワットで表されるもの)でわかります。
容量1リットルで定格消費電力が1250W以上であれば、おおよそ5分以内に1リットルを沸かせます。
ただし、時間はメーカーでバラツキがあるので、製品ホームページで満水時に何分で沸くかを調べましょう。
3.持ちやすいか
電気ケトルの持ち手が持ちやすい形や構造になっているかもポイントです。
持ちやすければ、電気ケトルでお湯を準備する時にスムーズに給水や持ち運びができ、ストレスフリーです。
また、手を滑らせてお湯をこぼしてヤケド・・・みたいな事故も防止できます。
電気ケトルの持ち手が太かったり、グリップのゴムなどが使われたりしているタイプがオススメです。
逆に、デザイン性を重視して取っ手が細かったり、丸くなってたりするタイプは、使っているとストレスが溜まるので要注意です。
4.目盛りが見やすいか
窓がついていて、目盛りがケトルの内側からも外側からも確認できるタイプがオススメです。
外側からも目盛りが確認できるタイプだと、給水時はもちろん、お湯を沸かした後に複数に分けて使うときも残量がわかって便利です。
デザイン性を重視して、目盛りがケトルの内側しかないタイプがありますが、このタイプだと沸かした後の残量がわかりません。
そのため、小分けして使うときに勘で注ぐ量を調整しなければならず、とても不便です。
また、給水するときもケトルの内側をのぞき込まなければならず、地味に見辛くてストレスです。
快適に電気ケトルを使うためにも、窓と目盛りがついて、外側からも残量がわかるタイプがオススメです。
まとめると、電気ケトル選びのポイントは
- 容量は1リットルがベスト。
- 定格消費電力が1250W以上で、5分以内にお湯が沸く。
- 持ち手が太かったり、グリップのゴムがあり、持ちやすい。
- 目盛りが電気ケトルの内側と外側の両方から確認できる。
オススメの電気ケトル
あおむしオススメの電気ケトルは、ティファールの容量1リットルの電気ケトルです。
あおむしも数年前まで使っており、上で紹介した4つのポイントを全てクリアして非常に満足していました。
今は寿命を迎え、代わりに贈答でもらった別メーカーの電気ケトルを使っています。正直ティファールに買い換えたい・・・😅
具体的には、以下の点が気に入っていました。
- 容量が1リットルで十分
- ハイパワーで5分で1リットルのお湯が作れる
- 持ち手が太くて持ちやすい
- 目盛りが透明な窓に印字されて見やすく、外から残量もわかる
これで4つのポイントはクリアしています。
さらに、
- 価格が5000円程でお手頃
- 丈夫で長持ちする(あおむしは10年使いました)
といった点あり、さすが電気ケトルの王者ティファール!といったところです。
色んな電気ケトルのメーカーや種類があって迷う!という方には、まずは王道、ティファールの容量1リットルの電気ケトルをオススメします。
最後に
あおむし家での電気ケトル活用法4選とオススメの電気ケトルを紹介しました。
本記事の内容をまとめると、
電気ケトルの活用法4選は
- 煮込み料理の時短化
具材を切っている間にお湯を沸かせば、5~10分短縮できる。火加減の調節も不要に。 - パスタ作りの時短化
エビス レンジでパスタとの相性バツグンで、10分で美味しいパスタが作れる。 - ゆで卵づくり
湧きあがった後の放置時間を買えれば、簡単に好きな硬さに仕上がる。 - 電気ケトル×水筒=魔法瓶
沸かしたお湯を耐熱水筒に入れれば、10時間は持つ。ケトルと同容量の水筒がオススメ。
電気ケトル選びのポイントは
- 容量は1リットルがベスト。
- 定格消費電力が1250W以上で、5分以内にお湯が沸く。
- 持ち手が太かったり、グリップのゴムがあり、持ちやすい。
- 目盛りが電気ケトルの内側と外側の両方から確認できる。
オススメの電気ケトルは、ティファールの容量1リットルです。
その理由は、
- 容量が1リットルで十分
- ハイパワーで5分で1リットルのお湯が作れる
- 持ち手が太くて持ちやすい
- 目盛りが透明な窓に印字されて見やすく、外から残量もわかる
- 価格が5000円程でお手頃
- 丈夫で長持ちする
からです。
電気ケトルは手軽にお湯が作れる便利家電です。
電気ケトルを活用することで、日々のちょっとした手間を無くしたり、時短したりして、生活の質(QOL)を上げられます。
ぜひ今回紹介した方法を実践してみてください。
ではまた。