会社で働いている方は、休み時間はどのように過ごされていますか?
あおむしは、復職を機に休み時間の過ごし方を見直し、少しでも会社にいる時間も満足感のあるものにしようと試みました。
今回は、休み時間を見直したきっかけと現在休み時間にやっていることとその効果を紹介します。
以前の休み時間の過ごし方
あおむしは、うつ病にかかって会社を休職していました(以下記事)。休職をする前は精神面がボロボロだったため、休み時間の過ごし方も突っ伏して寝ていたり(実際はそんな短時間じゃ眠れないので寝たふり)、ずっとスマホを眺めて気づいたら休み時間終了・・・なんてことがよくありました。
そんな過ごし方をしていると、疲労がどんどんたまっていきます。突っ伏して寝ていると頭の重さで手が痛くなったり、背中が痛くなったりして、たいして眠れもしないので休み時間空けは気分が最悪でした。また、スマホを眺めて休み時間を過ごすと、仕事中も休み時間中も常にデジタル機器を見ていることになるので、夕方くらいには目の疲労度がピークを迎えて頭痛になるときもありました。
そんなあおむしも休職したことを機に、自分にとって満足度の高い行動をする、ということが無理なく日々の生活を続けるうえで重要であるということを知ります。そして、休職明けからは会社の休み時間の過ごし方も見直すことにしました。
現在あおむしが休み時間にやっていること
あおむしの勤めている会社は、10時と15時に10分間、お昼に40分間の休憩時間があります。復職後、それぞれの時間をあおむしは以下のことをして過ごしています。
10分休み
・建屋の周りを一周歩く
⇒休み時間になったら、途中でやっている仕事があっても一回切り上げ、すぐに席を立って外に出ます。そして2~3分ほどかけて建屋の周りを一周します。
こうすることで、座りっぱなしのデスクワークから短時間でも解放されて体を動かすことができます。また、晴れている日は日光を浴びることもできます。
・コンビニでお菓子を買う
⇒建屋のそばにはコンビニがあるので、そこで100円程度のお菓子を買っています。買うお菓子はできるだけ毎回違うものにして、新しいお菓子を探す楽しみを作っています。
お菓子は仕事の合間に小腹が減ったら食べています。あおむしは朝ごはんは食べないのですが、ちまちまとお菓子を食べることで、昼まで空腹感なく過ごすことができています。
・家計簿や気になっていることをチェックする
⇒オフィスに戻ったら、マネーフォワードmeを開いて家計簿をチェックしています。コンビニでお菓子を買っていたら、ここで記録します。
家計簿はこの時間に毎日チェックすることで、毎月の予算状況を確認し、その日一日や一週間の支出を調整しています。
昼休み
・昼食をサッと済ませる
⇒お昼休みになったら、コンビニでお菓子と一緒に買っておいたパンかおにぎり1個を食べて、ササッと昼食を済ませます。
それだけでお腹が減らないの!?と思うかもしれませんが、お菓子の間食もしているので、パンやおにぎり一個でも午後の空腹感はありません。
さすがに帰宅する頃にはお腹ペコペコになっていますけどね。その分、夕食はおいしく食べられています。
・建屋の周りをのんびり一周歩く
⇒昼食を早々に済ませたら、また席を立って外に出ます。今度は5分以上かけて、ゆっくりのんびり建屋や近隣を周ります。
こうすることで体を動かせて日光も浴びることができるので、午後からの仕事も眠気に襲われずに取り組むことができます。
歩く距離は、通勤や10分休憩と合わせて、毎日5000歩以上になるように調整しています。
・本を読む
⇒オフィスに戻っても15分ほど時間が余っているので、残りの時間は図書館で借りた本を読んでいます。
スマホではなく本を読むことで、デジタル機器から離れる時間を作ることができ、目を休めることができています。
休み時間の過ごし方を見直した効果
これらの行動を休み時間に行ったことで、以下の効果がありました。
・リフレッシュして仕事に臨める
⇒休み時間の間に短時間でも歩くと、体を動かしたり日光に浴びられたりすることで気分をリフレッシュすることができます。そのため、休憩明けも気持ちよく仕事を再開することができるようになりました。
休憩明けの気分が良く、なおかつ眠気も無い状態で再開できると、仕事も以前よりサクサク進められるようになりました。
・新しい知識が身につく、発見がある
⇒本を読んだり、スマホでちょっとしたことを調べたりすることで、短いスキマ時間の間に新しい知識を身に着ける時間ができました。会社の休憩時間というのは、強制的に暇になる時間なので、読書をする時間としてはうってつけです。
もともと読書が嫌いなあおむしでしたが、以下の記事で紹介していることを行って読書を習慣化しました。この習慣を続けていくうえで、会社の休憩時間というのは無くてはならない貴重な時間となっています。
また、コンビニで新しいお菓子を買ったり、家計簿を眺める時間を作ったりしたことで、日々の生活の中でちょっとした発見をする機会が増えました。
例えば、これまでチョコレートばかり買っていたけど、気分転換で買ってみたイカのおせんべいがとってもおいしくて気に入ってしまったり、家計簿の中でこれまで見過ごされてきた無駄な支出を見つけて、どう減らすかを考えたり・・・といった感じです。
こうすることで、脳に新しい刺激や考える力が鍛えられて、休憩中を思考停止でなんとなく過ごしてしまう、ということが減りました。
・心身ともに健康に良い
⇒歩くことで運動ができますし、日光を浴びたり本を読んだりすることで心地よい気分になることができるので、復職後は心身ともに健康な状態を継続できています。
思い返せば、休職前は休み時間もずっと椅子に座りっぱなし、スマホを眺めて日中はデジタル機器漬けだったので、心身にも多大な悪影響を与えていたんだな・・・ということを痛感しました。
休憩中に歩く時間を作ったことで、お尻や腰、肩が痛くなることはほぼなくなしました。また読書してデジタル機器から離れる時間を作ることもできたので、夕方になっても目の疲れがなく、頭痛も起きなくなりました。
最後に
仕事の休憩中のわずかな時間も、使い方を変えるだけで生活全体に大きな影響があることを知りました。
私と同じようにデスクワークが多く、休憩時間中も仮眠をとったりスマホをなんとなく眺めて終わってしまう・・・そんな方にこそ、今日紹介した方法をまずは1週間、試してみてほしいです。きっといつもよりも疲労感が軽減され、気分も良くなっているはずです。
ではまた。