スマホでインターネットやYoutube、SNSを使っているときに、広告が入って不快な思いをしたことはありませんか?
また、格安SIMを使っていて、毎月末にはデータ容量がオーバーすることはありませんか?
これらは、コンテンツブロッカーのアプリ「280blocker」を導入して解決できます。
今回は、
- 280blockerの概要
- 280blockerの使い方
- 280blockerを買って良かった点
- 280blockerのイマイチな点
を紹介します。
280blockerの概要
280blockerは、コンテンツブロッカーと呼ばれる種類のスマホアプリです。
その機能は、
- ウェブブラウザやYoutube、SNSの広告を削除して非表示にする
- SNS等で広告表示のために情報が自動送信されるのを防ぐ
- 設定すれば、表示するサイトの画像などを削除する
といったものがあります。
価格は800円の買い切りです。(一度購入したらそれ以上はお金がかかりません。)
アプリはiOSとAndroidでリリースされており、iPhoneやAndroid端末で利用できます。
使い方
280blockerは、設定が簡単で非常に使いやすいです。
その方法を紹介します。
1.アプリをインストールする
以下リンクから、iPhoneの場合はApp Store、Android端末の場合はGoogle Playにアクセスし、280blockerのアプリを購入・インストールします。
2.初期設定を行う
(ここではiPhoneの画面で紹介します)
インストールしたアプリを開いたら、画面の上にある以下3つのボタンをオンにします。
- 広告をブロック
- SNSアイコンを非表示 ※必要に応じて
- 最新の広告への対応
次に、iPhoneの「設定」アプリを開きます。
下にスワイプしていくと「Safari」があるので、選択します。※
「機能拡張」を選択し、許可するコンテンツブロッカーで280blockerをオンにします。
※使っているブラウザがSafari以外の場合は、そのアプリを選択します。
次に、280blockerのトップに戻り「高度な広告ブロック」を選択します。
「DNSブロックを利用」をオンにします。
再びiPhoneの「設定」アプリに戻り、今度は「一般」を選択します。
下にスワイプして、「VPN、DNS、およびデバイス管理」を選択します。
「DNS」を選択し、280blockerを選択します。横に✓マークが入ればOKです。
3.ブロックする内容をカスタムする
280blockerのトップに戻り、再び「高度な広告ブロック」を選択します。
画面下に高度な広告ブロックが9項目あるので、必要に応じて設定します。
詳しい内容は「高度な広告ブロック(Safari向け)の使い方」で解説されています。
私の場合、「画像を全てブロック」だけ外出中にオンにしています。(理由は後ほど)
4.広告ブロックしないサイトの登録
広告をブロックしたくないサイトがあれば登録します。
280blockerのトップに戻り「広告を許可するサイト」を選択します。
右下の+を押し、出てきたウインドウでサイトのURLを入力し「OK」を押します。
すると、画面にページが登録され、そのサイトでは広告がブロックされなくなります。
5.ウェブブラウザ利用中のブロック解除
(Safariの場合の方法を紹介します。)
ウェブブラウザを利用中に、広告をブロックしたくないサイトがあれば、以下の方法でブロックを解除可能です。
これで設定は完了です。
280blockerを買って良かった点
1.不快な広告をブロックできる
280blockerを導入すると、
- ウェブブラウザ
- YouTube
- SNS(XやFacebook)
の広告をブロック、非表示してくれます。
※YouTubeやSNSの広告ブロックはウェブブラウザ版のみ対応です。
広告が非表示になることで
- 不快な広告が一掃される
- ページのロード時間が速くなる
- 目的のところを探すために、ページを長々とスクロールする必要がなくなる
といったメリットがあります。
特に、ネットでよく出てくる生理的に不快な広告(肌のブツブツ系やちょっとアダルトな漫画)が一掃されるので快適です。
また、広告が無くなるので、ページ閲覧自体も快適になります。
サイトにもよりますが、広告が多いページならロード時間は半分以下になります。
サイトで目的の場所を探すのも簡単になります。
広告が無くなることでページの量が圧縮され、上下のスクロールが少なくなります。
一覧に混ざり込む広告も一掃してくれるので、目的のリンクだと思ってクリックしたら広告だった・・・という事も避けられます。
さらに、ウェブブラウザからアクセスすれば、YouTubeやSNSの広告もブロックできます。
YouTubeだと動画の前後や途中に入る広告がブロックされます。
広告は表示されず、数秒間画面が暗転し、その後 動画が開始されます。
これにより、
- 動画の前や途中に広告で邪魔されなくなる
- 突然の広告で音量にビックリしなくなる
- 長い広告でスキップボタンを押す手間が無くなる
といったメリットがあります。
2.開発元の信頼性が高く、定期的にアップデートされる
他の無料のコンテンツブロッカーだと、開発元が外国企業や個人であったりと、セキュリティ面に不安があるアプリも多いです。
しかし、280blockerはトビラシステムズ株式会社という日本企業が開発しています。
トビラシステムズはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクに迷惑電話フィルタを提供し、東証一部にも上場するセキュリティ関連の大手です。
そのため、開発元の信頼性は高く、情報漏洩などセキュリティ面のリスクは小さいとみて良いでしょう。
また、280blockerは定期的に広告の情報を収集し、アップデートされています。
アプリを使用していると、月に1〜2回は最新の広告に対応したバージョンアップが報告されています。
そのため、個人が開発したコンテンツブロッカーに比べて、広告のブロック率も高いと言えそうです。
3.画像のブロックでスマホのデータ使用量を減らせる
「高度な広告ブロック」で「画像を全てブロック」をオンにすると、ウェブブラウザで開いたサイトの画像がすべて非表示になります。
こうすることで、スマホのデータ使用量を大幅に減らせます。
そしてこれは、データ容量が少ない格安キャリアにとっては通信速度制限にかかりにくくなるため、非常にありがたいメリットです。
私のスマホは、月額基本料990円でデータ容量が7GBのHISモバイルです。
データ使用量の消費は、通勤中のYoutubeやVoicyの視聴等で毎日1~1.5時間です。
280blocker導入前は、月の3~4週目には7GBに到達し、大幅な通信速度制限にかかることがありました。
しかし、280blocker導入後は、外出中に「画像を全てブロック」をオンにした所、月末でもデータ使用量は4GB程度で余裕でした。
4.800円の買い切り
280blockerは800円の有料アプリです(2023年10月現在)
一度購入すれば、同じ端末ならそれ以降はお金がかかりません。
280blockerはここ数年で価格が上がっているようですが、購入後に後から価格が上がっても、追加料金は発生しません。
※機種変更をしたら改めて購入が必要です。
上で紹介した機能を800円で使い続けられることに、私は十分価値を感じています。
まとめると、280blockerの買って良かった点は
- サイトの不快な広告を一掃できる。
またロード時間やページのスクロール量も減り、快適になる。 - ウェブブラウザからYoutubeを開けば、動画中の広告もブロックできる。
- 開発元が日本の一部上場企業で信頼性が高く、定期的なアップデートで最新の広告にも対応。
- 外出中は「画像を全てブロック」をオンにすることでデータ使用量が減り、通信速度制限にかかりにくくなる。
- これらの機能やメリットが800円払うだけで得られる。
280blockerのイマイチな点
1.画像ブロックのON/OFFが面倒
使っていて唯一不満なのが、「高度な広告ブロック」はいちいち280blockerのアプリを起動しないとON/OFFが切替できない点です。
外出中はデータ使用量を抑えるため「画像を全てブロック」をONにしますが、一時的にOFFにしたいシーンも多いです。
通常の広告ブロックならブラウザ上で解除できますが、それだと不要な広告まで再表示されてしまいます。
できれば、画像ブロックもブラウザ上でON/OFFの切り替えが可能になれば、さらに使い勝手がよくなりますね。
2.端末ごとにアプリ購入が必要
機種変更などで使用する端末が変わる場合、280blockerを使い続けたいなら改めてアプリの購入が必要です。
とはいえ、3年に1回機種変更して800円で買い直したとしても、年間コストはわずか267円なので十分安いですね。
まとめると、イマイチな点は
- 「高度な広告ブロック」のON/OFF切り替えは、いちいちアプリを開かないとできない。
- 機種変更などで使用する端末が変わると、改めてアプリの購入が必要。
最後に
コンテンツブロッカーアプリ、280blockerの紹介でした。
本記事の内容をまとめると
280blockerの特徴は
- ウェブブラウザやYoutube、SNSの広告を削除して非表示にする。
- SNS等で広告表示のために情報が自動送信されるのを防ぐ。
- 設定すれば、表示するサイトの画像などを削除する。
280blockerの買って良かった点は
- サイトの不快な広告を一掃できる。またロード時間やページのスクロール量も減り、快適になる。
- ウェブブラウザからYoutubeを開けば、動画中の広告もブロックできる。
- 開発元が日本の一部上場企業で信頼性が高く、定期的なアップデートで最新の広告にも対応。
- 外出中は「画像を全てブロック」をオンにすることでデータ使用量が減り、通信速度制限にかかりにくくなる。
- これらの機能やメリットが800円払うだけで得られる。
280blockerのイマイチな点は
- 「高度な広告ブロック」のON/OFF切り替えは、いちいちアプリを開かないとできない。
- 機種変更などで使用する端末が変わると、改めてアプリの購入が必要。
280blockerを導入したことで、日々のスマホ利用が非常に快適になり、生活の質(QOL)が向上しました。
快適すぎてスマホの使いすぎには気をつけなければいけませんが、そちらはアプリの使用時間を設定すれば対応できます。
自分にとって不必要・不快な広告をブロックして、快適なスマホライフを送りましょう😊
ではまた。