持っている服を見直して服だけミニマリストになった時に、インナーを断捨離しました。
そして、代わりにSEEKのボートネックTシャツを購入し、現在まで愛用しています。
今回は
・インナー類を断捨離した経緯
・SEEKのボートネックTの良い点
・SEEKのボートネックTのイマイチな点
を紹介します。
インナー類を断捨離した理由
あおむしは学生時代から、インナーはユニクロのヒートテックとエアリズム(昔は違う名前でしたが)を着ていました。
自分で買ったり、実家からもらったりして、気づけば合わせて15着は持っていました。
「毎日着るものだから、多くても困らないな」と思っていましたが、今振り返ると多すぎでした。
ローテーションしていると衣装ケースの奥にあるものは次第に使われなくなり、
久々に出すと、洗濯していたのに汗の酸化したニオイやカビ臭さが出るほどでした。
そんな私でしたが、節約生活を始めて服だけミニマリストになったとき、これらのヒートテックやエアリズムも見直しました。
最初は持っていた枚数を15枚から8枚まで減らしました。
しかし、ヒートテックやエアリズムは使っているうちに以下の理由から、すべて断捨離しました。
1.インナー類がかさばる
寒いシーズンでヒートテック
暑いシーズンでエアリズム
と使い分けると、その分だけインナーの枚数が多くなります。
減らした他の服に比べ、明らかにインナーの枚数だけ多く、かさばっているのが気になりました。
次第に、インナーは通年使えるものに買い換え、枚数を絞りたいと思うようになりました。
2.汗をかいた時が不快
ヒートテックやエアリズムは、生地が汗を吸収することで発熱/冷却する効果があります。
それは、使われている化学繊維によるものですが、汗が吸収されることで発生する、以下のデメリットが気になっていました。
ヒートテック:
エアコンが効いた暖かい部屋にいたり、運動をしたりして汗をかくと、汗が発散されずに不快で、さらに時間がたつと汗冷えする。
エアリズム:
暑い場所に長時間いると汗が発散されず、汗を含んだエアリズムが体にまとわりついて不快。
3.ヒートテックを着ていると体がかゆくなる
乾燥した冬場にヒートテックを着ていると、
ヒートテックの化学繊維(吸水性の高いレーヨン)が汗を吸収して肌が乾燥するため、体が痒くなることがありました。
その場所をかきむしってしまうと、さらにそこが赤くなり、かゆみが悪化してしまいました。
SEEKのボートネックTを購入
ヒートテックやエアリズムを断捨離して、代わりにSEEKのボートネックTを購入しました。
レビュー等を見て評価が高く、通年使える綿と化学繊維の混紡であることが購入の決め手でした。
あおむし家では、洗濯機を2日に1回まわしているので、枚数は必要最低限の3枚にしました。
175cm64kgの標準体形でサイズはL、色はどんなトップスを上から着ても透けにくいと評判だったスキンベージュにしました。
SEEKボートネックTの良い点
SEEKのボートネックTをオールシーズン着用した結果、以下の点が気に入っています。
1.着心地が良い
素材と作り、二つの点からSEEKのボートネックは優秀で、着心地バツグンです。
素材:
素材には綿と化学繊維(キュプラ、ポリエステル、ポリウレタン)が混紡されています。
化学繊維100%のヒートテックやエアリズムと異なり、綿やキュプラが含まれているため肌触りがよく、汗を適度に吸収・発散します。
そのため、ヒートテックやエアリズムに比べて
汗が蒸れて不快になる場面が減りました。
また、化学繊維も吸水性の高いレーヨンが含まれないため、冬場も汗を吸い過ぎて肌が乾燥することが無く、かゆみを感じませんでした。
作り:
①カットオフ
②丸胴編み
③タグレス
という作りによって、肌にあたる部分がトコトン配慮されています。
これも、SEEKのインナーが着心地が良いとされる要因で、とても気に入っています。
それぞれ紹介すると、
①カットオフ
Tシャツの首周り、袖口、裾の3か所の端が切りっぱなしになっており、着ていても肌にあたる感じがしません。
②丸胴編み
胴の部分は1枚の布で織られて縫い目が無く、
こちらも肌にあたる感じがしません。
③タグレス
首の後ろや胴体にタグが無く、SEEKのロゴがシールの圧着で印字されています。
そのため、首元や胴にタグが当たってチクチクすることがありません。
こういった素材と作りの2つの工夫によって、SEEKのインナーはバツグンの着心地が実現されているのです。
脇と肩の所には縫い目があるので、それが気になる方は裏返しに着るとより着心地が向上します。
(誰かに見られると少し恥ずかしいですが笑)
2.トップスの下から透けない
夏場で薄着になると、シャツやTシャツなどのトップスからインナーが透けるのが気になります。
特に、あおむしは白シャツや白Tシャツを愛用しているので、インナーの透けは死活問題です。
SEEKのインナーは、
・肌とほぼ同色のスキンベージュがあり、
この色を選ぶとインナーが透けにくいです。
・カットオフの作りによって、
インナーのラインが浮き出ません。
また、私が購入したボートネックTは
首周りが深め&広め、袖も短めに作られており、
どんな形状のTシャツを着ても、首元や袖からインナーがチラ見えしません。
インナーの透けやチラ見えが気になるという方は、スキンベージュのボートネックT一択です。
3.オールシーズン使える
素材には通気性の良い綿やキュプラが含まれているため、オールシーズン着用できます。
夏場は、綿とキュプラが汗を吸収・発散してくれるため、汗によるべたつきを感じることはエアリズムに比べて少ないです。
冬場は、綿とキュプラによる汗の吸収・発散があるおかげで、汗冷えすることもヒートテックに比べて減りました。
また、レーヨンが含まれていないので、汗を吸収しすぎて肌が乾燥することもありません。
防寒性についてはヒートテックに比べると劣りますが、厚手のトップスやインナーダウンを着ることで対応しています。
SEEKボートネックTのイマイチなところ
1.価格が高い
SEEKのインナーは、グンゼという世界的に有名な日本のインナーメーカーが作っており、その中でも上位ラインです。
そのため、価格は1枚で3000円(最上位ラインだと5000円)という、これ1枚でトップスが買えてしまうくらいの値段がします。
しかし、そのぶん素材と作りはこだわり抜かれており、着心地の良さは上で紹介した通りです。
あおむしの場合は、必要最低限の3着だけを購入し、1年中ローテーションしています。
インナーは365日24時間、肌に密着する部分です。ここは高くても良いものを着るべきだと、あおむしは考えています。
2.タイト目な作りで洗濯乾燥をかけると縮む
作りはタイトめで、普段着ているインナーと同じジャストサイズだとやや窮屈感があります。
また、洗濯後に乾燥までかけると縮みます。
あおむしは175cm64kgでサイズはL(ヒートテックやエアリズムの時はMサイズ)にしています。
買った当初はややゆとりがありましたが、洗濯乾燥機にかけた後はジャストサイズでした。
サイズは、いつものインナーよりもワンサイズ上を購入すると良いです。
私は着ているうちに慣れましたが、フィット感のあるインナーが苦手な方には、手放しにオススメできません。
3.耐久性は高くない
価格は高いですが、だからといって耐久性は高くありません。
むしろ、カットオフはデリケートなので、他のインナーに比べて寿命が短いくらいです。
とはいえ、3着ローテーションで1年弱着ていますが、今のところ買い換えを検討するほどの劣化はしていません。
ただ、ヒートテックやエアリズムは5年くらい平気で持ちましたが、そこまでの寿命は期待できないでしょう。
消耗品だと思って、2年ほどで買い換えようと思います。また買い換える時期になったら、この記事を更新して状況をお伝えします。
最後に
ヒートテックとエアリズムを断捨離した理由と、SEEKのインナーの良い点/イマイチな点を紹介しました。
ヒートテックやエアリズムを断捨離した理由は
・枚数がかさばる
・汗をかくとヒートテックは汗冷えとかゆみ、
エアリズムはべたつきが不快
といったものでした。
そして、SEEKのボートネックTに買い換えて
良かった点は
・汗が蒸れにくい素材と作りで着心地が良く
ヒートテックやエアリズムの不快さが改善
・スキンベージュのボートネックは
インナーのチラ見えや透けが無い
・オールシーズン使える
ことでした。
一方でイマイチな点は
・価格が3000円~とインナーでは高い
・タイト目な作りで洗濯乾燥にかけると縮む
(ワンサイズアップがオススメ)
・着心地の良さと引き換えに、耐久性は高くない
といったことでした。
このインナーに買い換えてから、服を着たときの不快感が減り、総じて満足しています。
お値段はなかなかですが、肌に密着して日々の快適性に直結するので、ここだけは安価なもので妥協しないつもりです。
まずは一枚だけ購入して、ほかのインナーとの違いを試してみるのも良いと思います。
ぜひ高品質なインナーのすばらしさを実感してください。
ではまた。