あおむしは学生時代から１５年以上、ユニクロやＧＵで服を買ってきました。
これまでにユニクロやＧＵで買った服は、１００着を超えます。その中には、買って良かった服もあれば、後悔した服もあります。
今回は、これまでＧＵで買った服の中で後悔した服５選と、代わりに買って良かった服を紹介します。
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ＧＵで買って後悔した服５選
買って後悔した服をアウター、トップス、ボトムス、その他の順にそれぞれ紹介します。
なお、いずれの服も現在手放しており画像がありません。
また、一部ネガティブな内容になるため、ＧＵからの引用も避けています。
悪しからず、ご承知おきください。
アウター
１．ウール調のロングコート
ＧＵのアウターは、お世辞にも品質が良いとは言えません。
その最たる例が、秋冬になるとリリースされるウール調のロングコートです。
例としては、以下の商品です。
・ステンカラーコート（バルマカーンコート）
・チェスターコート
・トレンチコート
・ダッフルコート
この中であおむしは、ステンカラーコートを買ったことがあります。
ＧＵのウール調のコートを買って後悔した理由は、
・化学繊維で静電気や毛玉がおおい
・透湿性が悪く蒸れる
・とにかく被る
からです。
デザイン面に関しては、正直良いです。
トレンドのサイズ感とシルエット、オシャレな色や柄が安価でラインナップされており、店頭で目を引き魅力的です。
しかし、いざ買って着てみると、店頭ではわからなかった欠点が目立ちます。
まず、着ていると静電気と毛玉が大量発生します。
この原因は、素材に使われているポリエステルやナイロンといった化学繊維です。
静電気は、金属に触れたりコートを着脱する時にバチバチきて、かなり不快です。
毛玉も脇や（リュックを背負うと）背中にまでたくさんでき、見た目がみすぼらしくなってしまいました。
また、化学繊維はウールに比べて透湿性が悪く、汗をかいても発散しにくいです。
そのため、温かい屋内にいて汗ばんでから外に出ると、
汗冷えしてコートを着ているのに寒く感じることがありました。
極めつけに、ＧＵのアウターは高確率で被ります。
しかも、独特の鮮やかな色やチェック柄のおかげで、被ると一瞬でわかります。
電車の中で同じ色・柄の方に出会ったときは、気まずかったです・・・笑。
結局１シーズン終わる頃には、着心地も見た目も来シーズンも着たいと思えるようなものでなくなり、手放してしまいました。
ロングコートを買うなら、
・３万円出して
・ウール素材で
・色は黒かネイビーのステンカラーコート
をセレクトショップ等で買いましょう。
ステンカラーコートは、襟が折り返しで立っているロングコートです。
ウール素材のステンカラーコートは、
大手セレクトショップ（ユナイテッドアローズ、ビームス、ナノユニバースなど）
で３万円も出せば購入できます。
ウール素材のステンカラーコートがオススメの理由は
・シルエットがＡライン（上から下に広がる形）で低身長でも似合う
・首周りに襟のボリュームが出て、小顔効果がある
・コートで上半身が隠れるので、コーディネートが楽
・ウールは透湿性もあり、蒸れたり汗冷えしにくい
という特徴があるからです。
さらに黒やネイビーのダークカラーを選べば、
・色が素材感を塗りつぶして、ウール１００％でなくても高見えする
・上半身の体型を隠す＆収縮色で引き締まって見え、着やせ効果がある
といったメリットまで得られます。
ロングコートに限らず、大物アウターを買う時は必ず試着して買いましょう。
できれば、後悔しない買い物をするために
・休日を丸一日つぶして
・複数のお店をめぐって
・徹底的に試着して悩む
ということをしましょう。
トップス
２．薄手のＴシャツ
ＧＵでは初夏になると、多くの型のＴシャツがリリースされます。
中には良いものもたくさんありますが、
１０００円以下の安価で生地が薄いＴシャツはオススメできません。
オススメできない理由は
・すぐに首周りや胴回りがヨレる
・白など明るいカラーは透ける
・シルエットがごく普通で洗練されてない
からです。
まず、生地が薄いため数回洗濯をかけただけで首周りや胴回りがヨレます。
ヨレヨレのＴシャツは、他のコーディネートが良くても、それだけでみすぼらしいです。
生地が薄いため、白や淡い色は地肌も透けます。
インナーを着ていないと乳首が透けて、ダサいを超えて不快な印象を与えるおそれもあります。
たとえインナーを着ていても、インナーの色やラインが浮き出て、見た目が悪いです。
薄いＴシャツは、インナーを着ても着てなくても、ダサくなる運命にあるのです。
また、安価なＴシャツはデザインもごく普通です。
シルエットやサイズ感にトレンドを取り入れていないので洗練されていません。
体にフィットするピタピタなサイズ感で、袖丈も短いです。
そのため、薄い生地も相まって「インナーを着てるのかな？」という見た目になってしまいます。
Ｔシャツを買うなら、
・もう５００円〜１０００円出して
・生地がしっかり厚くて
・トレンドのオーバーサイズ
にしましょう。
同じＧＵでも、１０００円以上出せば上記を満たすＴシャツがしっかりあります。
例えば、
・コットンオーバーサイズＴ
・スウェＴ
・ヘビーウェイトクルーネックＴ
いずれも定価１４９０円です。
また、あおむしが現在愛用している
・ユニクロのエアリズムコットンオーバーサイズＴ（定価１９９０円）
・ヘインズのＢｅｅｆｙ－Ｔ（実売１５００円程）
もオススメです。
この２着は、以下の記事で詳しくレビューしています。
３．ニット全般
ＧＵで売っているニットはオススメできません。
ニット好きだったあおむしは、ＧＵでも１０着近くニットを買ってきました。
しかし、そのほとんどが１シーズンで着なくなり手放してしまいました。
その理由は、
・化学繊維で静電気や毛玉がおおい
・透湿性が悪く蒸れる
・生地が薄く１シーズンでヨレる、伸びる
からです。
デザイン面は良いものが多いです。
単色のニットは、冬場でも差し色になる鮮やかな色から定番色まで豊富です。
また、柄モノもトレンドを取り入れていて、単体でもアウターと合わせても、似合うものが多いです。
しかし、素材はアクリルやナイロンといった化学繊維が使われているため、毛玉や静電気が起きやすいです。
ニットはアウターの下に着るので摩擦も多く、
裏地が滑らかな素材のアウターを着ていないと、あっという間に毛玉や静電気が起きます。
毛玉や静電気の起きやすさは、上で紹介したウール調のアウター以上です。
また、化学繊維は透湿性も悪いので、汗を発散しにくいです。
これはロングコートのところでも紹介した通りです。
さらに、ＧＵのニットは生地が薄いものが多く、１シーズンも着ていると首周りや裾周りがヨレたり、袖の部分が伸びたりします。
大量の毛玉に加えて、ヨレヨレ伸び伸びになったニットを着ると、それだけで見た目がみすぼらしく感じてしまいます。
これらの理由から、ＧＵで買ったニットは結局１シーズンで手放すことが多かったです。
長く着られるニットを買うなら、
少なくともユニクロ以上のお店で、ウール素材のニットを選びましょう。
「ユニクロで買った良かった服８選」で紹介した、
・エクストラファインメリノ系のニット
・ラムウール系のニット
は３０００～４０００円台の低価格帯で特にオススメです。
どちらも本物のウールが１００％使われています。
また、使っている糸も価格に対して高品質で、同じ価格帯のニットだと素材の良さは群を抜いてます。
また、ＧＵのニットの欠点だった
毛玉や静電気の起きやすさ、透湿性、首周りや袖周りのヨレ・伸びやすさも、
全く無くなるとは言えませんが、改善しています。
あおむしは、以下の使い方とお手入れで、
ユニクロのラムウール系のニットやエクストラファインメリノ系のニットを３シーズンは着ています。
・オシャレ着として休日だけ着る
・着たら毎回消臭スプレーをかける
・ネットに入れて洗濯する
・月に一回ブラッシングする
・オフシーズンは防虫剤と共に保管する
ただし、色や柄などのデザイン面では、正直ユニクロは無難なものが多いです。
そのためニットは、
・お手入れして数年着るならユニクロ以上
・１シーズン着たおしてトレンドを楽しむならＧＵ
という使い分けもアリです。
ボトムス
４．ジーンズ全般
「ＧＵで買って良かった服５選」ではチノパンをオススメしていました。
しかし、逆にジーンズ全般はオススメできません。
オススメできない理由は
ほぼ同じ価格で、より高品質なジーンズがユニクロで買える
という１点に尽きます。
ＧＵのジーンズ自体モノは決して悪くないです。
素材はしっかりとしたデニム生地を使っており、生地も薄い印象は無いです。
価格は１９９０円～２９９０円で、品質は価格相応で十分です。
しかし、ユニクロでは２９９０円～３９９０円の価格で、
カイハラ社のデニム生地を使った、さらに高品質なデニムが買えます。
履き心地や経年変化の風合いなども、ユニクロの方が良いです。
その１！
特に、「ユニクロで買って良かった服８選」でも紹介した、
ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズは、
・スリムフィットでどんなトップスにも合うシルエット
・カイハラ社のリジッドデニム生地を使用
・ストレッチ素材で履き心地も快適
・色落ちなどの経年変化を楽しめる
・価格は３９９０円
と、低価格帯のジーンズとして隙のない逸品に仕上がっています。
５０００円以下で買えるジーンズの中では、
このジーンズが群を抜いて、というよりバグっているレベルの出来なので
これ以外のジーンズを買う理由が見つかりませんでした。
その２！
ユニクロのジーンズがすごすぎるだけで、
ＧＵがダメな訳では決してありません。
ユニクロでは買えないような、ＧＵならではのジーンズは十分買う価値があります。
その最たる例が、ＧＵのデニムシェフパンツです。
デニムシェフパンツは、
・部屋着、パジャマ、ワンマイルウェアの３役こなせる
・ゆったりとしたサイズ感で履き心地抜群
・デニム素材ならホコリが目立ちにくい
・オールシーズン２０００円で買い換えられる
といった点が優秀です。
あおむしは、デニムシェフパンツには
ジーンズとしてのカッコよさではなく、兼用着としての利便性の高さと快適さに価値を感じたため、現在も愛用しています。
デニムシェフパンツについては、以下の記事で詳しくレビューしています。
その他
５．靴
靴を集めるのが趣味だったころ、興味本位でＧＵの靴も買ったことがあります。
買ったのは、シンプルな白スニーカーでした。
感想としては
靴はちゃんとお金を出して良いモノを買うべきだな・・・
ということを改めて知ることができた（ある意味？）良い買い物でした。
ＧＵの靴を買って後悔した理由は、
・履き心地が悪い
・素材が安っぽい
・サイズが１ｃｍ刻みでジャストフィットしない
・個体差がある
などなど・・・ザ・安物といった印象でした。
履き心地については、最初こそクッション性が多少ありました。
しかし、履いているうちに底が沈み込んでクッション性が無くなり、歩くと足が痛くなってしまうようになりました。
また、素材感も価格相応で低品質です。
当時は合皮素材を使用していました。
合皮には本革のようなツヤや光沢感が無く、磨いてもほぼ光りません。
しかも、劣化して表面がポロポロとはがれていき、とにかく粗悪でした。
現在は本革が使われていますが、店頭で手に取って感じた革の質はそれなりで、本革を使っている！という魅力は感じませんでした。
さらに困ったのが、サイズ選びです。
サイズが１ｃｍ刻みでしかなく、靴のサイズが普段２７．５ｃｍのあおむしは２８ｃｍを選ばざるを得ませんでした。
それだけなら少し大きいだけで問題ないですが、同じサイズでも個体差があり、試着で良いサイズを探すのにとても苦労しました。
片足が良くても、もう片方の足はブカブカだったりキツかったり・・・
たとえ両足とも良いサイズでも、今度は靴の形や縫製に個体差があって、いびつな見た目になる・・・
なんてことがあり、見た目とサイズを両立した靴を探すのに小一時間掛かりました。
ＧＵのスニーカーを買ったのはもう５年以上前ですが、店頭で売られている靴やレビューを見ると、未だに改善されているか微妙です。
スニーカーを買うなら、５０００円～１万円ほど出して、有名メーカーのものを買うのが断然オススメです。
コンバースならば、オールスターという定番モデルが５０００円で買えます。
ＧＵのリアルレザースニーカーが３９９０円なので、＋１０００円出しましょう。
色は、ブラックモノクロームがどんなコーディネートにも合わせやすくオススメです。
また、１００００円出せるなら、
アディダスのスタンスミス
ニューバランスのＭＬ５７４
特に、ニューバランスはクッション性も高く、長時間歩いても疲れにくいです。
あおむしがこれまで履いてきた定番スニーカーは、以下の記事で詳しくレビューしています。
最後に
ＧＵで買って後悔した服５選と、代わりに買って良かった服を紹介しました。
これらの服を振り返ると、
ＧＵで買って後悔した服は、
・ＧＵの中でも特に安価な価格設定なもの
・同じ価格でより高品質なものが買えるもの
ということに気づきます。
価格が安いことが売りのＧＵですが、
あまりにも安いものは気を付けたほうが良いでしょう。
「安物買いの銭失い」といった言葉があるように、価格に魅力を感じて買ってもすぐにダメになって後悔しがちです。
また、ＧＵで良いものを見つけても、
買う前に同じ価格帯でより良いものが買えないか？
を調べてみることも大切です。
後から別のお店で、同じ値段や少しお金を出せばもっと良いものが買えると知ったら、後悔する可能性が高いです。
ＧＵには良い商品もたくさんあります。
良い商品を見定めることができるようになると、ＧＵはファッションの可能性をさらに広げてくれる、さらに魅力的な場所になりますよ。
これまでのユニクロ／ＧＵで買って良かった／後悔した服の４記事を参考に、皆様の満足できるお買い物の役に立てれば幸いです。
ではまた。
