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レインスニーカーはこれがベスト!ノースフェイスのベロシティニットレースをレビュー

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私は現在、靴を3足だけ持っています。

  • 1足目は普段使うスニーカー
  • 2足目はおしゃれ・冠婚葬祭用の革靴
  • 3足目が普段+雨の日用のレインスニーカー

です。

 

このうち、1年を通してレインスニーカーは最も長く履いています。年間200日は軽く超えます。

レインスニーカーは、ノースフェイスのベロシティニットレース(Velocity knit lace)を履いています。

 

今回は、

  • ベロシティニットレースの概要
  • ベロシティニットレースの良い点
  • ベロシティニットレースのイマイチな点と対策
  • 他に購入を検討したレインスニーカー

を紹介します。

 

 

ベロシティニットレースの概要

ベロシティニットレース(Velocity knit lace)は、ノースフェイスがリリースしているスニーカーです。

 

ノースフェイス(THE NORTH FACE)は、世界的に有名なアウトドアブランドです。

マウンテンジャケットなどに代表される登山服から、Tシャツやリュックといったアパレルまで、幅広い展開をしています。

そしてベロシティニットレースは、レインシューズ(雨靴)としてリリースされています。

その特徴は

  • アッパー(靴の面側)にはゴアテックスという防水素材が使用
  • ソール(靴の裏側)には雨の日でも滑りにくいビブラムソールが使用
  • 靴紐は飾りで、スリッポンのような一体構造
  • 色展開は黒、ベージュ、グレー(廃盤)の3色

となっています。

 

私は黒(TNFブラック/TNFブラック)を持っています。

 

 

購入した経緯

もともと雨靴は、雨の日だけ使えればいいという理由で見た目を気にせず、会社で支給された安全靴を使用していました。

しかし、使っていくうちにダサさと歩きづらさを感じたため、新しい雨靴を探し求めて、このベロシティニットレースを購入しました。

 

ベロシティニットレースに惹かれたのは、雨靴らしくない見た目です。

その名の通り、見た目はニット生地を使っているため、他の防水スニーカーと違ってゴツゴツしておらず、普段使いしやすい見た目が好みでした。

値段は高かったものの、これなら気に入って履き続けられそうだなと感じ、購入に至りました。

 

ベロシティニットの良い点

ベロシティニットレースを買って良かった点は、以下の3つです。

  1. 雨の日はもちろん、晴れの日もガンガン履ける
  2. どんなコーディネートにも合う
  3. 履きやすく、軽くて疲れない

 

1.雨の日はもちろん、晴れの日もガンガン履ける

衣服を徹底的に見直し、靴も3足まで減らした自分にとって、新しく購入するレインスニーカーに求めたのは普段使いできることでした。

そんな自分にとって、ベロシティニットレースは雨の日はもちろん、晴れの日もガンガン履けるスニーカーとして最強の1足になりました。

履いてる頻度でいうと、もう1足のスニーカーとのローテ+雨の日はこれ1択なので、最も多いです。

 

雨の日の性能

雨の日は、

  • アッパーのゴアテックス素材で水がしみ込まない
  • ビブラムソールで濡れた路面も滑りにくい

といった雨靴としての真価を発揮します。

 

ゴアテックス(GORE-TEX)の防水性能は、耐水圧45000mmといわれています。

この数値は一般的な傘や雨具よりも優れており、災害レベルの暴風雨でもない限り、アッパーから水がしみ込んできません。

写真のように、ニット地なので表面は水が付着し、濡れたように見えますが、中は全然濡れていません。

f:id:aomushi1989:20230222195636j:image

 

晴れの日の性能

晴れの日は、

  • ゴアテックス素材に透湿性があり、他の雨靴に比べて蒸れにくい
  • アッパーとソールがしなやかで歩きやすい

といった普段履きで着るスニーカーとしての性能を持っています。

 

蒸れにくさ

ベロシティニットレースは、ほかの雨靴やレインスニーカーに比べて、中が蒸れることが少ないです。

 

通常、雨靴の素材は防水のため、通気性の悪い合成皮革やゴム素材を採用しています。

これらは晴れの日は中に湿気がこもって蒸れ、非常に不快です。

 

しかし、ベロシティニットレースのアッパーに使われているゴアテックス素材は、透湿性に優れており、靴の中の湿気を適度に逃がしてくれます。

これによって、長時間履き続けたり、外を歩き回ったりしても、靴の中が蒸れにくいです。

私の場合、通勤で毎日7000歩+デスクワーク仕事で日中10時間以上履いていますが、中の蒸れが気になることはありません。

 

歩きやすさ

ベロシティニットレースは、素材がしなやかで歩きやすいです。

 

他の雨靴だとアッパーに合成皮革やゴム素材、ソールには浸水を防ぐ分厚いソールが使われていることが多く、硬くて歩きにくいモノが多いです。

 

それに対してベロシティニットレースは、柔らかなニット生地と比較的薄くて柔軟性のあるビブラムソールが使われており、歩きやすいです。

走ったり階段を上ったりする時に足を大きく動かしても、しなやかな素材が足の動きにあわせて変形するので、甲やかかと、つま先に負荷がかかりにくいです。

 

2.どんなコーディネートにも合う

ベロシティニットレースの黒は、どんなコーディネートにも合います。

  • カジュアルな普段着の場合
  • ドレスな普段着の場合
  • ビジネスシーンの場合

の3パターンをここでは紹介しますね。

 

カジュアルな普段着の場合

普段着だとボトムスは

  • デニムやコットンのクライミングパンツ
  • 夏場はハーフパンツ

をよく履きますが、これらとの相性が良いです。

 

クライミングパンツのコーデ
トップス:Hanes Beefy-Tロングスリーブ
ボトムス:Gerry スキニーフィットテーパード

 

クライミングパンツは、股下から裾に向けて徐々に細くなるテーパードシルエットなので、靴にボリュームがあると足先が目立ってダサくなります。

しかし、ベロシティニットレースは足にフィットしてスマートな見た目なので、テーパードパンツに合わせても悪目立ちせず似合います。

aomushi19891106.com

 

ハーフパンツのコーデ
トップス:Hanes Beefy-Tロングスリーブ
ボトムス:グラミチ シェルパッカブルショーツ

 

ハーフパンツはスニーカーと合わせると子どもっぽい見た目になってしまいます。

しかし、ベロシティニットレースの黒なら、ブーツに似た大人っぽい見た目なので、スニーカーらしさが無く、ハーフパンツと合わせても問題ありません。

aomushi19891106.com

 

ドレスな普段着の場合

ベロシティニットレースはカジュアルだけでなく、大人っぽいドレスなコーディネートにも合います。

黒のベロシティニットレースは、遠目から見ると革靴のような見た目なので、ジャケットやニット、スラックスといった服ともマッチします。

 

ニット+スラックスのコーデ
トップス:ユニクロ エクストラファインメリノモックネックセーター
ボトムス:ユニクロ スラックス

 

普段着でジャケットやスラックスなどのドレスアイテムを着る場合、ベロシティニットレースは外しのアイテムとして大活躍します。

外しとは、コーディネートの一部に他とは違うタイプのアイテムを混ぜることで、見た目のバランスをとることです。

例えば、

  • 上下がTシャツとジーンズでカジュアルなら、靴を黒の革靴にしてコーデ全体がカジュアルになり過ぎないように
  • 上下が白シャツやスラックスでドレスなら、靴をスニーカーにしてコーデ全体がドレスになり過ぎないように

するのです。

 

このうちベロシティニットレースは、後者のパターンに使えます。

ベロシティニットレースは大人っぽい見た目ながら、素材はニット地+スニーカーの靴ひもがあるため、適度にカジュアルな印象を与えます。

そのため、スラックスやジャケット、ハイネックのニット等とあわせると、コーデ全体がドレスになり過ぎるのを抑えてくれるのです。

 

ビジネスシーンの場合

もちろん、ベロシティニットレースはビジネスシーンでも使えます。

 

スーツのコーデ
トップス:ユニクロ テーラードジャケット
ボトムス:ユニクロ スラックス

 

黒のスーツと合わせれば、遠目から見ればスニーカーバレしません。会社に出勤して仕事するくらいなら、全く問題ないでしょう。

さすがにこれを履いて客先に行くのは難しいですが、

  • 普段の仕事はベロシティニットレースを履く
  • 重要な仕事の時だけ気合を入れて革靴を履く

ように使い分ければ、足の疲労も蓄積しにくく、革靴の寿命も延びますよ。

 

3.履きやすい、軽くて疲れない

ベロシティニットレースを愛用し続けられるのは、履きやすくて疲れにくいからです。

 

一瞬で履ける

ベロシティニットレースには靴ひもがあしらわれていますが、これはほとんど飾りです。

スリッポンのような一体構造なので、履き口を開いて足を通すだけで、一瞬で履けます。

また、伸縮性のある素材が使われているので、ジャストサイズを選べば、ひもを締めなくても自然と足にフィットします。

履き口は伸縮性のある素材。
開いて足を通すだけで一瞬で履ける。
軽くて歩きやすい

ベロシティニットレースは非常に軽く、片足(28cm)で約250gです。

一般的なスニーカーは片足350~400g、革靴だと500gを超えるものもあり、これらに比べてベロシティニットレースは非常に軽いです。

 

実際に履いてみると、その軽さとフィット感から靴を履いている感覚はほとんどなく、ずっと履いていても疲れません。

上でも紹介した通り、私は通勤で毎日7000歩を歩きますが、ベロシティニットレースなら夜になっても

  • 靴を履いて疲れる感覚
  • むくんだ足が靴に圧迫される不快感

全く無いですね。

 

まとめると、ベロシティニットレースを買って良かった点は

  1. 雨の日はもちろん、晴れの日もガンガン履ける
    ⇒雨の日はゴアテックスが雨風をシャットアウト
    ⇒晴れの日は足が蒸れにくく歩きやすい
  2. どんなコーディネートにも合う
    ⇒カジュアルコーデには落ち着きを与える
    ⇒ドレスコーデには外しのアイテムに使える
    ⇒革靴ライクな見た目でビジネスシーンもOK
  3. 履きやすく、軽くて疲れない
    ⇒スリッポンの一体構造で、一瞬で履ける
    ⇒片足250gで軽く、1日履いても疲れない
 

 

ベロシティニットのイマイチな点と対策

1.黒は埃が付くと目立つ

非常に満足しているベロシティニットレースですが、ほぼ唯一の欠点があります。

色が黒+ニット地なので、他のスニーカーに比べてホコリが目立ち、手で払っても落ちにくいです。

雨で濡れたり、ホコリが付いた時は、帰宅後に水分を乾いた布でさっと拭き取り、やわらかい馬毛ブラシでホコリを落としています。

これで十分きれいに保つことができますよ。

私は、KENTの馬毛ブラシをお手入れに使っています。

お手入れに使っている馬毛ブラシ。
柔らかく、デリケートなニット素材も傷つけない。
 

 

サイズ感

ベロシティニットレースは1cm刻みのサイズ展開なので、ハーフサイズがありません。

しかし、フィット感がある素材なので、ちょうど良いサイズが無くても、1つ上のサイズを選んでおけば大丈夫です。

 

私は普段スニーカーサイズで27.5cmを履いていますが、ベロシティニットレースは28cmを購入しました。

サイズは厚手の靴下を履くとジャストフィットですが、薄手の靴下を履いたとしても靴の中で足が遊んで気になる・・・ということはありませんでした。

 

他に購入を検討したレインスニーカー

ベロシティニットレースを購入する際に、他に検討したレインスニーカーも紹介します。

これらも見た目がカッコよく、かなり迷いました。

どれも良いモノなので、皆さんもレインスニーカーを選ぶ際は大いに迷ってみてください。

 

パラディウム PAMPA OX SEEKER LITE+ WP+

オーソドックスなキャンバススニーカーのような見た目のレインスニーカーです。

ベロシティニットレースと最後まで迷いました。

 

価格は実売で13000円ほどで、ベロシティニットレースより手ごろです。

防水素材は独自の素材を使っています。

 

見送った理由は、今後オールスターのブラックモノクロームの購入を検討しており、それと形が被るので、ベロシティニットレースを選びました。

 

 

ダナー ラップトップライト3

クライミングシューズが有名なダナーの、10000円以下のお手頃レインスニーカーです。正直見た目は、ラップトップライト3のほうが好きです。

 

見送った理由は、マンホールなどで滑りやすい、というレビューがあったからです。そんなことは無いというレビューもあり、実際の所はよくわかりません。

ただ、万が一雨の日に転んで、体中濡れてしまうのは嫌だな・・・と思い、やめました。

雨の日にも試着できたら良いんですけどね・・・

 

 

ノースフェイス ベロシティニット

ノースフェイスの同じシリーズで、こちらは靴ひもがないミニマルなデザインのレインスニーカーです。

人気はこちらのほうが高いです。実売価格は、ベロシティニットレースよりも若干安いです。

 

見送った理由は、試着したときのフィット感がベロシティニットレースよりもきつく、同サイズでも圧迫感が結構あったのが気になりました。

サイズアップして29cmだと、逆に緩かったです。

靴ひもが無いので、きつく絞って調節もできません。

また、レースがないデザインも少し奇抜で、コーディネートが若干難しいかなと感じました。

 

 

まとめると、他に購入を検討したスニーカーは

  • パラディウム PAMPA OX SEEKER LITE+ WP+
    ⇒オーソドックスな見た目が良い。
     コンバースと被るため見送り。
  • ダナー ラップトップライト3
    ⇒カッコよくてこちらの方が好み。
     濡れた路面で滑るレビューが気になり見送り
  • ノースフェイス ベロシティニット
    ⇒世間の人気はこちらが上。
     フィット感がキツくて見送り。

 

最後に

私が愛用するレインスニーカー、ノースフェイスのベロシティニットレースを紹介しました。

本記事の内容をまとめると、

  • ベロシティニットレースを購入した理由は、雨靴らしくない見た目が気に入ったから。
  • ベロシティニットレースの良い点
    ⇒雨の日も晴れの日も快適にガンガン履ける。
    ⇒カジュアル、ドレス、ビジネスのどんなコーデにも合う。
    ⇒履きやすく、軽くて長時間履いても疲れない。
  • ベロシティニットレースのイマイチな点
    ⇒ホコリが目立つ。
     帰宅したらブラッシングすればOK。
  • サイズ感はジャストサイズ~ハーフサイズアップがオススメ。
  • 他に購入を検討したスニーカー
    ⇒パラディウム PAMPA OX SEEKER LITE+ WP+
    ⇒ダナー ラップトップライト3
    ⇒ノースフェイス ベロシティニット

です。

 

レインスニーカーは普通のスニーカーに比べると、どうしても性能的にお値段が高くなります。

だからこそ、雨の日だけでなく、晴れの日も快適で楽しく履けるものを選びたいと思い、このベロシティニットレースを選びました。

 

結果的にこの選択をして、とても満足しています。

ベロシティニットレースは、これまでの人生で履いてきたスニーカーで一番気に入っており、私にとってのマスターピース(最高傑作)になりました。

ガンガン履いているので、おそらく寿命は3年くらいでしょう。次の買い換えも、このベロシティニットレースを選びたいと思います。(廃版にならないで…!)

 

ではまた。