こんにちは、あおむしです🐢
昨年末、私はメガネを買い替えました。
買い替えたメガネは Oliver Peoples OP-505 です。
これまで持っていたJINSのメガネよりずっと高く、レンズ代込みで6万円近く…
それでも、このメガネに選んで今とても満足しています。
今回は
- Oliver Peoples OP-505について
- OP-505の気に入っている点
- EYEVAN E-0505との比較
を紹介します。
Oliver Peoples OP-505について
Oliver Peoplesはアメリカ・ハリウッド発のメガネブランドです。
ブランド創業以来、ヴィンテージとモダンを融合させたデザインで評価が高く、著名人の中でも愛用者が多いです。
テレビ番組を見てると、Oliver Peoplesのメガネをかけた俳優さんや芸人さんも結構見かけます。
私が購入したのは
OP-505(OV5184)というモデルです。
カラーは1474です。フレームがブラウンのべっ甲調、テンプルとブリッジがアンティークゴールドの色になっています。
価格は本体+レンズで5万8千円と、あおむしの2024年で一番高額な買い物でした。
以前持っていたJINSが(9年前ですが)本体+レンズで1万円弱だったので、6倍の金額ですね・・・
このメガネを選んだ経緯
9年間使っていたメガネが壊れる
ここからは、私がこのメガネを選んだ個人的な経緯です。(長いので、興味の無い方は次項まで飛ばしてください・・・)
昨年の秋に、9年間使っていたJINSのメガネが壊れました。
原因は子供の頭突きです・・・
アセテートの比較的太めのフレームだったのですが、経年でもろくなっていたのか真っ二つになってしまいました。
メガネは1個しか持っていないため、しばらくはテープで止めて使ってましたが
見栄えが悪いのとテープが剝がれるとレンズが外れて危険なので、買い換えることにしました。
黒のコンビネーションが自分に似合わない!
メガネは毎日使うし、この機会に良いモノを買いたいな・・・
そういえば、前に親戚のお兄さんがオシャレなコンビネーションのメガネをしていたな・・・
そんなことを考えながら、3週間ぐらいネットや実店舗で様々なコンビネーションのメガネをリサーチ&試着しました。
JINSの5000円から高級ブランドの10万円近くするものまで、20種類以上は試したと思います。
試着する中で、ある問題にぶち当たります。
当初はフレームが黒のコンビネーションを探していましたが、どうも自分の顔にはしっくりこなかったのです。
しっくりこなかったのは
①黒のフレームは目元が強調されて悪目立ちする
②フレームが太いと悪目立ちが加速する
③フレームが細いとコンビネーションのカッコ良さが引き立たない
という3点です。
特に②と③が相反するので、メガネ探しが行き詰ってしまいました。
ついに見つけた理想のモデル
自分にはコンビネーションのメガネは似合わないのか・・・
そんな絶望感があった中で、あるメガネ店で「別の色も試してみますか?」と提案をうけ、フレームがべっ甲調のコンビネーションを試着しました。
そしてこれが、自分にとって運命の出会いとなりました。
べっ甲調のフレームだと目元の強調効果が緩和され、コンビネーションのカッコ良さを維持したまま自分の顔に似合うことを発見したのです。
これまで黒で試着してきたモデルから、べっ甲調のカラーもあるものを再試着し、
ついに見つけたのがOliver People OP-505(カラー1474)でした。
レンズの取り寄せに1週間ほどかかってしまい、メガネが壊れてから買い替えるまで最終的に1か月近くかかりましたが
妥協せずに似合うメガネを探し続け、ついに見つけた喜びと達成感に満ちていたので全く気になりませんでした。
OP-505の気に入っている点
ここからは、OP-505(カラー1474)の気に入っている点を3つ紹介します。
1.フレームの濃淡が美しい
フレームとモダン部分はべっ甲調のアセテート素材です。
ここにはブラウンの濃淡が斜線状に入っており、グラデーションが美しいです。
光が差し込むと色の薄い部分がうっすらと黄色みがかって映えます。
この模様の入り方は、掛けた時もメリットがあります。
他のべっ甲調のメガネは(特に安価なモデルだと)ブラウンの濃淡がまだらに入っているものが多いです。
ここに光が差すとまだら模様が浮き出て、目元が悪目立ちするのが嫌でした。
しかし、OP-505(カラー1474)は斜線状の濃淡模様なので、光が差しても模様があまり浮き出ず、悪目立ちしません。
コンビネーションの上品で落ち着いた雰囲気を損なうことなく掛けられるので、私はとても気に入っています。
2.彫金が美しい
ブリッジとテンプルは合金素材で、彫金加工が施されています。
この彫金が繊細で美しいです。
見ているだけでも楽しめます。
彫金がカラー1474アンティークゴールドの色味と相まって、ヴィンテージ感のある逸品に仕上がっています。
メガネを掛けることで知的で落ち着いた雰囲気を作りたかった自分にとっては、この組み合わせが非常に気に入りました。
また、彫金によって表面の凹凸があることで、テンプル部分についた指紋や汚れが目立ちにくい効果があります。
金属製のメガネは長時間着用していると、知らず知らずのうちに指紋や汚れが付着して見栄えが悪くなるのが気になっていましたが、OP-505では心配不要でした。
ほかにも、テンプルの裏側やモダンにはOliver Peoplesのロゴが刻印されており、○○▽▽□□のマークがちょっとしたアクセントになっています。
3.大きめのボストンフレーム
OP-505はボストンと呼ばれる丸みを帯びたフレーム形状をしています。
レンズ幅47mm・レンズ高43mm・ブリッジ幅24mmと、ボストンタイプのメガネの中では比較的大きめなサイズです。
この大きめのボストンフレームが、自分の面長な顔に良くフィットして気に入っています。
まず、レンズの幅と高さが大きいことで、顔に占めるメガネの割合(特に高さ)も大きくなり、小顔効果が生まれます。
私は面長で顔のサイズもやや大きめなのが気になっていましたが、それをカバーしてくれるのでありがたいです。
また、カラー1474は肌に合う柔らかなブラウンの色味によって、フレームが大きくなっても目元が強調されず、顔に良くなじみます。
面長な顔に合う大きなサイズのメガネだと、その分メガネの印象が強くなってしまうのが悩みでしたが、そこが良いバランスで解消されました。
私のように面長で同じような悩みを持っている方にとって、OP-505(カラー1474)はぜひオススメしたいです。
まとめると、OP-505(カラー1474)の気に入っている点は
- フレームの濃淡が美しい
⇒ブラウンの斜線状のグラデーションが美しく、光が差しても悪目立ちしない。 - 彫金が美しい
⇒カラー1474はヴィンテージ感が強く、知的で落ち着いた印象を作りたい方にピッタリ。
⇒彫金には指紋や皮脂汚れを目立たなくする効果も。 - 大きめのボストンフレーム
⇒面長な顔に良くフィットする。
⇒カラー1474は、サイズが大きくてもメガネの印象が強くなりすぎない。
EYEVAN E-0505との比較
Oliver Peoples OP-505には、メーカー違いでほぼ形が同じな、兄弟のようなモデルが存在します。
それが、EYEVANのE-0505です。
EYEVANはもともとOliver Peoplesの日本での製造・販売をしていた関係があり、ほぼ同じモデルが存在しているのです。
あおむしも、OP-505を購入するときにEYEVAN E-0505も最終候補に残ってました。
ここでは、同じようにOP-505とEYEVAN E-0505で迷っている方に、その違いを比較紹介します。
比較1.素材
最大の違いは金属部分の素材です。
OP-505は合金素材、E-0505はチタンが使われています。
チタンは合金よりも軽量で柔軟です。
また、金属アレルギーも他の金属に比べて起こりにくいという特徴があります。
一方で、チタンは合金よりも衝撃に弱い性質があります。
踏みつけてしまったり、何かにぶつかったりすると、最悪折れる可能性があります。
したがって、素材はご自身の使用環境や体質にあわせて選ぶと良いです。
私の場合は金属アレルギーは無く、かつ子どもがいてメガネに衝撃がかかる事故がありそうなので、耐衝撃が優れている合金素材のOP-505を選びました。
一方で、長時間着用したり、金属アレルギーが心配な方にはE-0505がオススメです。
(ただし、チタンなら絶対に金属アレルギーが起きない訳ではないので、ご注意ください。)
比較2.サイズ
OP-505はレンズ幅47mmのみのワンサイズですが、E-0505は47mmと45mmの2サイズが存在します。
小顔の方は、E-0505のレンズ幅の小さい45mmのほうが、フィット感があって好みの場合もあるでしょう。
私の場合は小顔ということもなく、大きめのフレームのほうが違和感なく着用できたためOP-505の47mmにしました。
比較3.カラー
カラー展開もOP-505とE-0505で異なります。
今回紹介したべっ甲調(ブラウン系統)のカラーだと、模様の入り方も違います。
べっ甲調のカラーで比較すると、
OP-505にはまだら模様(カラー1407等)と斜線状の模様(カラー1474)が入ったモデルがそれぞれあります。
一方で、EYEVAN E-0505はまだら模様のモデルのみです。
私の場合は斜線状の模様になっているカラー1474が、光の入り方など気に入っているためOP-505にしました。
比較4.生産国
OP-505はイタリア製、E-0505は日本製です。
MADE IN JAPANにこだわる方には、EYEVANがオススメです。
なお、OP-505にも日本製のものが存在します。(過去にEYEVANが日本での生産・販売をしていたため)
日本製のOP-505は生産終了しているので、どうしても欲しい方はメルカリで中古品を探しましょう。
ただ私の場合は、現行のイタリア製でも日本製の別モデル(Codee等)やEYEVAN E-0505との品質の違いは感じなかったため、素材やカラーの好みでOP-505を選びました。
比較5.価格
フレーム価格は2025年1月現在、EYEVANのほうが数千円ほど安いです。
ただ、4万円台(レンズ込みだと5万円台)のメガネを選ぶ時点で、数千円の違いは誤差でしかないので、価格ではなく好みで選ぶのがオススメです。
まとめると、Oliver Peoples OP-505とEYEVAN E-0505の主な違いは以下の通り。
- 金属部分の素材
⇒OP-505は合金
⇒E-0505はチタン - サイズ
⇒OP-505はレンズ幅47mmのみ
⇒E-0505はレンズ幅47mmと45mm - カラー(べっ甲調の場合)
⇒OP-505はまだら模様と斜線状の模様のバリエーション
⇒E-0505はまだら模様のみ - 現行の生産国
⇒OP-505はイタリア製
⇒E-0505は日本製 - 価格
⇒E-0505の方が数千円安い
最後に
私が愛用するメガネ、Oliver Peoples OP-505を紹介しました。
メガネは毎日使うモノだし、顔の印象を大きく左右するアイテムです。
普段は節約に励み、服だけミニマリストにもなった私ですが、メガネ選びにはお金と労力を惜しみませんでした。
妥協せず徹底的に比較と試着をした結果、自分にとって至高の逸品が手に入ったと感じています。
自分に似合うコンビネーションメガネを探す方にとって、この記事のメガネ選び体験談とレビューが参考になれば幸いです。
ではまた。