家にある大量のモノを減らそうと思ったら、まずは小さいモノから減らすのがオススメです。
その中でも、床をはっている電源コードやLANケーブルを減らすのは、生活面まで見直せて効果が大きいです。
今回は、お家の電源コードやケーブル類を断捨離する方法と、断捨離した効果を紹介します。
ケーブル類を減らす方法
あおむし家でケーブル類を断捨離した具体的な方法を、ステップ毎に紹介します。
下に行けば行くほど難易度は高くなっていきますが、その分効果も大きいです。
途中まででも良いので、無理なく進めてみましょう!
1.使っていないケーブルを断捨離する
収納の奥に眠っている1年以上使ってないケーブルは、今後もまず使うことはありません。
サクッと捨ててしまいましょう。
例えば、
・昔使っていたスマホや家電の充電コード
・無線化して要らなくなったLANケーブル
・小型家電に付属していた同じ規格のケーブル
などです。
万が一必要になったら、また買えば良いです。
大抵のケーブルは、100円ショップで買えたり、家電量販店で数百〜5000円以下で買えたりします。
2.充電器を集約する
家に充電器はいくつありますか?
同じ規格の充電器を複数使っていませんか?
充電器は家の中の一カ所、各規格1つ、一人1個あれば十分です。
あおむし家では、タイプA、タイプC、ライトニングの3イン1の充電器を夫婦で一つずつ持って、それ以外の充電器は断捨離しました。
スマホや小型家電に付いてくる充電器は、専用のような気がして捨てづらく感じるものです。
しかし、多くの製品は純正の充電器でなくても問題なく充電できます。1つの充電器に集約して、他は捨ててしまいましょう。
注意:パソコンやゲーム機、中型以上の家電は消費電力が大きいので、純正の充電器を使ってください。
あおむし家では充電器は寝室に置いておき、寝ているときだけスマホやワイヤレスイヤホン、カメラなどの機器を充電しています。
朝起きる頃には充電が完了しており、1日活動して寝る頃には、バッテリー残量が程よく減っています。
もし1日1回の頻度での充電でバッテリーが足りないなら、寿命でバッテリーが消耗しているか、もしくは使い過ぎです。
スマホの使い過ぎは自分の時間を浪費することにもなるので、改善したい場合はアプリに使用制限を設けるのもおススメです。
3.電源タップを断捨離する
充電器を1つに集約したら、充電器を挿していた電源タップも一掃しましょう。
なぜなら、家に電源コードが多くなる原因は、電源コードを挿せる場所がたくさんあるからです。
電源タップを使うことによるたこ足配線は、漏電や火災の原因になったり、電気代が余計に掛かったりする原因にもなります。
電源タップを無くして、家にもとからある電源で足りるくらいにするのが丁度良いです。
4.ネット解約してスマホのテザリングにする
充電器や電源タップを一掃したら、次に減らすのは家の中に敷かれているLANケーブル(インターネットにつなぐためのケーブル)です。
あおむしのオススメは、インターネット自体を解約して、LANケーブルからルーターなどの機器・充電器などを根こそぎ断捨離することです。
インターネットまで解約してしまえば、月々のインターネット料金も0になって、一石二鳥です。
インターネットを解約した後のネット環境はどうするのかというと、スマホのテザリングを使用します。
テザリングとは、スマホからWifiをとばし、他の機器をインターネットに接続する方法です。
スマホ以外の機器(例えばパソコン)をインターネットにつなげたいときだけ、スマホのテザリング機能を使用します。
パソコンでの動画視聴くらいなら、全く問題なく使うことができます。
最近は、楽天モバイルのようにデータ使い放題で、料金は定額のプランを出している携帯キャリアも増えています。
データ容量使い放題のプランに乗り換えて、データ使い放題の恩恵を最大限活用します。
・携帯キャリアを楽天モバイルに乗り換える方法
・テザリングの使用方法
・インターネットを解約する方法
これらは、以下の記事で詳しく紹介しています。
5.家電製品を断捨離する
充電器や電源タップ、LANケーブルまでを断捨離すれば、家の中のコード・ケーブル類はだいぶスッキリしているはずです。
もしここまでの断捨離でやる気が出てきたら、有用性の低い家電製品を断捨離して、これらの電源コードを減らしてみましょう。
オススメの家電製品は、テレビです。
テレビには電源コードのほかに信号を受信するアンテナケーブルがあり、1台減らせばコード・ケーブルを2本も減らせます。
さらに、テレビの周辺機器(レコーダーやゲーム機)まで芋づる式に断捨離すれば、たくさんの電源コードやケーブルを一気に減らせます。
あおむし家では、55インチの大型テレビを断捨離して、テレビの台数を2台から1台に減らしました。
また、一緒にレコーダーやPS4も断捨離して、リビング周りをスッキリさせました。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。
ここまでモノを断捨離することができれば、家の中には最低限必要な生活家電の電源コードと、人数分の充電器くらいしか残っていません。
なお、不要なケーブル類のゴミ出しは、
電源コードやケーブル単体:燃えないゴミ
小型家電:小型家電または燃えないゴミ
バッテリー付きの充電器:危険物
中型以上の家電製品:粗大ごみ
などで出すことが多いです。詳しくは、各自治体のゴミ出し方法を確認してください。
ケーブル類を断捨離した効果
家にあるケーブル類を断捨離することで、以下の効果がありました。
部屋がスッキリする・家の中の事故が減る
まず、コードやケーブル類が無くなると部屋全体がすっきりします。
視界に余計な電源コードやケーブルが入らなくなるので、部屋の居心地が良くなり、生活の満足度が上がります。
また、地を這う電源コードやケーブル類が無くなると、足を引っかけることも無くなります。
家の中での思わぬケガの防止や、足を引っかけたときのストレスも無くすことができ、暮らしやすくなりますよ。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、子どもが電源コードやケーブル類を引っ張って感電したり、足を引っかけて転倒したり、機器を損傷させてしまったりといった事故も防げます。
あおむし家にも2歳の子どもがいますが、電源コードやケーブル類を減らしてからは、こういったトラブルもほとんど無くなりました。
さらに、電源タップを無くすことでタコ足配線も回避できます。
タコ足配線は火災や漏電の原因になります。タコ足配線を無くせば、火災によって全てを失ってしまうという最悪のリスクも減らます。
掃除が楽になる
電源コードやケーブル類が減ると、床掃除が非常に楽になります。
例えば、掃除機をかけるときに邪魔な電源コードやケーブルをどかす必要がなくなります。
また、電源コードやケーブル自体もホコリが溜まりやすく掃除が大変です。しかし、電源コードやケーブルを無くせば、掃除自体も無くなります。
これによって、掃除の手間と掃除にかかる時間を大幅に減らすことができます。
電気代やケーブル類にかける費用が節約できる
電源コードやケーブル類を減らすと、電気代と維持費が減ります。
充電器や充電タップ、家電製品は、たとえ機器を使っていなくても電源につないでいれば待機電力を消費し、電気代がかかります。
これらの機器を断捨離してしまえば、この待機電力が無くなるので、毎月の電気代が若干安くなります。
また、電源コードやケーブル類は使っているうちに劣化や断線などを起こして、買い換える必要があります。
長いLANケーブルや特殊なケーブルなどは数千円するものもあります。
しかし、電源コードやケーブル自体を無くしてしまえば、買い替える必要だって無くなります。
一つ一つは微々たる金額でも、チリも積もると山となるで、トータルすると年間数千円くらいの節約効果があります。
節約自体を目的にすると、電源コードやケーブル類を減らすコスパは決して良くありません。
しかし、部屋がスッキリするオマケでこれだけ節約できると考えれば、十分な効果だと言えます。
最後に
家にあるコードやケーブル類を減らしていく方法と、減らしたことによる効果を紹介しました。
不要なコードや充電器を捨てるだけでも部屋がスッキリし、効果があります。
さらに、やる気が出てきたらネット環境や家電製品まで抜本的に見直すと、生活全体が整うようになります。
ここまでやってみるメリットは十分あるので、まずは小さなところから始めてみましょう!
ではまた。