寒くなる秋冬は、通勤時の冷たい風が辛いです。
そんな時の頼もしい味方が、手袋です。
手袋は、ハリスツイードのレザーグローブをかれこれ9年間愛用しています。
上品で大人っぽい見た目が秋冬のコーディネートに合い、なおかつ防寒性もあるのでお気に入りの逸品です。
今回は、
・ハリスツイードのレザーグローブの紹介
・買って良かった点4選
・イマイチな点2選
を紹介します。
ハリスツイードのレザーグローブ
ハリスツイードのレザーグローブは、
・手の甲側がウール素材
・手のひら側がレザー素材
のコンビネーションになっている手袋です。
最大の特徴は、甲側に使われているハリスツイードというウール素材です。
ハリスツイードとは、スコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島で生産されている、ざっくりとした粗目・厚手のウール生地です。
- 化学繊維を含まない、毛100%のピュアウール
- ハリスツイード協会が認証した生地のみがハリスツイードを名乗れて、オーブという商標が与えられる
といった特徴があります。
また、手のひら側にはリアルレザー(本革)が使われています。
- レザーはメーカーや製品によって原産国や素材が変わる
- 素材は柔らかな羊革が多い
- スマホ操作対応のタイプだと、指先部分だけ合成皮革のパッチがあてられる
といった特徴があります。
買って良かった点
1.大人っぽくてカッコいい
ツイードとレザーのコンビネーションは上品で大人っぽく、カッコイイです。
秋冬のダークトーンなコーディネートによく合います。
ハリスツイードのウール部分は様々な柄・カラーがリリースされており、
- 黒やグレー、ネイビーといった定番色で無難にきめるのも良し
- 明るい色にして差し色にするも良し
- マフラーなどの小物と同じ柄にするも良し
と、様々な楽しみ方ができます。
派手な柄やカラーであっても、高級感のあるハリスツイードとリアルレザーのおかげで、子どもっぽさや安っぽさはありません。
あおむしの場合は、無難なネイビーを愛用しています。
一緒にあわせるアウターは黒のマウンテンパーカなので、同系色でまとまって手が長くスマートに見える効果があります。
今シーズンはネイビーのラインナップが少ないようなので、もし買い換えるとしたら
- グレーのヘリンボーンで差し色&大人っぽいコーデにするか
- 黒やネイビー系のチェック柄で無難&手長効果を出すか
のどちらかにしようと思います。
2.レザーの経年変化が楽しめる
素材のリアルレザーは、着用していると
- 柔らかくなって手の形になじむ
- レザーにツヤが出る
といった経年変化が楽しめます。
また、甲側のツイードは、素材本来の丈夫さと摩擦が少ない部分であることから、毛羽立ちや毛玉ができにくいです。
そのため、メンテナンスすれば10年以上はレザーの経年変化を楽しめます。
あおむしの場合は、かれこれ9年間はこのレザーグローブを愛用しています。
秋冬になると、平日は出勤で毎日着用しているため、レザー部分はすっかり手になじんで、経年によるツヤが出ています。
リアルレザーで丈夫なので、細かい傷こそあるものの、破れなどはありません。
また、甲側のツイードはほとんど毛羽立ちや毛玉はできていません。
ハリスツイードのロゴパッチはやや色あせしていますが、気にならないレベルです。
まだ数年は、余裕で使い続けられそうです。
このように、ハリスツイードのレザーグローブは長寿命でレザーの経年変化がしっかり楽しめます。
3.他の革製品に比べてメンテナンスが楽
革製品は、定期的なメンテナンスが必須です。
このメンテナンスが楽なのも、ハリスツイードのレザーグローブの大きなメリットです。
メンテナンス方法は、
- 着用シーズンの前後で革製品用の保湿クリームを塗る
- ホコリや汚れがついたら、ブラシや濡れティッシュでサッと拭く
これだけで大丈夫です。
他の革製品の場合は、月に1回はホコリを落とし、クリームを塗りこみ、拭き上げる・・・といった入念なメンテナンスが必要です。
しかし、このレザーグローブの場合は
- 日常的に肌に触れるので、レザーに手の水分や油分が供給される
- 腕が動くことで埃や汚れがつきにくい
- 手の甲は摩擦が少ないため、ツイード部分の毛羽立ちや毛玉ができにくい
ため、メンテナンスが少なくて済むのです。
他の革製品はメンテナンスをしっかり行わないと革のひび割れといった劣化をするため、ものぐさな方には挫折しやすいアイテムです。
しかし、このハリスツイードのレザーグローブなら、メンテナンスを面倒に思う方でも、無理なく革製品を楽しめます。
(個人的には、メンテナンスも楽しみの一つなので、ちょっと物足りなさも感じますが)
4.防寒性が高い
メーカーにより多少の差はありますが、ハリスツイードのレザーグローブは防寒性が高いです。
その理由は
- リアルレザー部分は風を通しにくい
- ツイード素材は厚手で風を通しにくい
- 内側はフリース素材などで保温性が高い
からです。
また、リアルレザーもツイード素材も透湿性があるため、汗をかいても発散し、蒸れて不快になることが少ないです。
あおむしは早朝の通勤時にハリスツイードのレザーグローブを着用していますが、冷たい風で手先が冷えて辛い思いをすることが無くなりました。
ハリスツイードのレザーグローブを買って良かった点をまとめると、
- リアルレザーとツイード素材のコンビが上品でカッコよい。柄やカラーも様々で、無難な色でコーデをまとめても、明るいカラーや柄で差し色にしても良い。
- リアルレザーは経年劣化が楽しめる。ツイード素材も丈夫なので、長期間愛用できる。
- 他の革製品に比べてメンテナンスが楽。シーズン前後で保湿クリームを塗り、日常ではホコリや汚れがついたら拭くだけでも十分。
- リアルレザー、ツイード素材、内側のフリース素材で防寒性が高く、秋冬の早朝も辛くない。透湿性もあり、蒸れることなく快適。
イマイチな点
1.スマホのタッチ部分が劣化する
スマホ操作に対応したタイプだと、スマホのタッチ部分である指先には、導電性のある合成皮革が使われています。
この合皮素材は劣化します。
使っていて数年たつと、ボロボロと剥がれてくるのがイマイチな点です。
ただ、合皮素材は指先だけなので、外観上はほとんど目立ちません。
自分が使う時に、少し気になるだけですね。
また、合皮が剥がれるとタッチ性能は少し良くなります笑。
2.価格がやや高い
ハリスツイードとリアルレザーの素材を使っているため、価格は5000円〜15000円と手袋にしては高いです。
毛糸やフリースの手袋は、ユニクロで2000円もあれば買えちゃいますからね。
ただ、素材の耐久性が高い分、寿命の長さは先に紹介した通りです。
デザインも
- ダーク系の単色
- グレーのヘリンボーン
- 落ち着いたチェック柄
といったものならば、時代を問わず使えます。
大切に10年使えば、トータルコストは安い手袋を買い換えるより安くすむかもしれません。
イマイチな点をまとめると
- スマホ操作対応のタイプだと、指先の合皮素材が経年劣化で剥がれる。ただ、外観上は目立たない。
- 価格が5000円〜15000円と手袋にしては高い。ただ、大切に10年使えばトータルコストは安い手袋を買い換えるよりも安いかも。
最後に
ハリスツイードのレザーグローブを紹介しました。
本記事の内容をまとめると、
ハリスツイードのレザーグローブは、
- 手の甲側には、スコットランドで生産されたハリスツイードというウール素材が使われている
- 手のひら側には、柔らかな羊革などのリアルレザーが使われている
といった特徴がある手袋です。
買って良かった点は、
- リアルレザーとツイード素材のコンビが上品でカッコよい。柄やカラーも様々で、無難な色でコーデをまとめても、明るいカラーや柄で差し色にしても良い。
- リアルレザーは経年劣化が楽しめる。ツイード素材も丈夫なので、長期間愛用できる。
- 他の革製品に比べてメンテナンスが楽。シーズン前後で保湿クリームを塗り、日常ではホコリや汚れがついたら拭くだけでも十分。
- リアルレザー、ツイード素材、内側のフリース素材で防寒性が高く、秋冬の早朝も辛くない。透湿性もあり、蒸れることなく快適。
一方でイマイチな点は、
- スマホ操作対応のタイプだと、指先の合皮素材が経年劣化で剥がれる。ただ、外観上は目立たない。
- 価格が5000円〜15000円と手袋にしては高い。ただ、大切に10年使えばトータルコストは安い手袋を買い換えるよりも安いかも。
現在愛用しているハリスツイードのレザーグローブは、手袋が欲しくなって雑貨店で見つけたものを、特に迷わずパッと買ったものです。
正直、ここまで長く愛用できるとは思っていませんでした。
これも、ハリスツイードとリアルレザーの
- 時代を問わず使えるデザイン
- 素材の耐久性
- つけた時の防寒性と快適性
のおかげです。
朝晩の外出で手先が寒い・・・
大人っぽい手袋を探している・・・
長く使えるものが欲しい・・・
気軽に革小物をコーデに取り入れたい・・・
そんな方に、オススメの逸品です。
この秋冬、ぜひ一度試してみては?
ではまた。