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椅子の代わりにバランスボールを使ってみた!

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この春に引越したのを機に、椅子代わりとしてバランスボールを購入しました。

今回は、バランスボールを購入した経緯、バランスボールを椅子代わりにしてみて良かったところとイマイチなところ、おススメのバランスボールのサイズを紹介します。

 

バランスボールを買った経緯

あおむし家はこの春に安い賃貸に引越しました。(詳細は以下記事。)そのときに家の大物家具をいくつか処分することにして、学生時代から13年間使っていた椅子をジモティーで手放し、新しい椅子を購入しようと考えていました。

 

aomushi19891106.com

 

引越し完了後、ホームセンターで新居で使う日用品を探していたのですが、そこで偶然バランスボールがあおむしの目に入りました。ふとその時に、以前会社の先輩がデスクワークの時にバランスボールで仕事をしていた光景がよみがえりました。バランスボールに座りながら、気ままに仕事をする先輩の姿は何だかカッコよく、当時なんとなくあこがれていたことを思い出しました。

バランスボールにすれば、姿勢が良くなって健康にも良いのでは・・・?椅子よりも安いし・・・そう直感的に感じ、バランスボールをその場で衝動買いしてしました。椅子を買う予定だったのがバランスボールを買うことになり、妻は少し困惑していましたが、椅子代わりにまずは試してみよう、というあおむしの説得?を受け入れてくれました。

 

 

家では、あおむしの部屋にある机に置き、主に机でパソコンの作業をするときに座っています。使わないときは、机の下にしまっています。直径が75cmと大きめのサイズを買ったので、机の下のスペースにぴったりフィットし、転がって出てくるということはありません。

安全面に関しては、子どもが勝手に登ったりして危ないかもと思い、使わないときはベルトで机の下から出せないよう当初はしていました。しかし、私や妻が仕事で座っているとき以外は興味を示さなかったので、現状は特に対策は行っていません。(小さい子どもがいる家庭では、念のため対策することをおススメします。)

バランスボールを椅子代わりにして良かったところ

バランスボールを椅子代わりに使い始めて、2か月ほどが経過しました。ある程度使用してきたので、ここからはバランスボールを椅子代わりに使ってみて感じた良かったところを4つ紹介します。

姿勢が良くなる

バランスボールには背もたれが無く、クッション性の高いボールの上で垂直に姿勢をキープしないと座っていることができないため、自然と姿勢が良くなります。

良い姿勢をキープできていると肩や腰への負担が軽減されるため、椅子に座っていて肩や腰の部位が凝る、といったことが減りました。また、良い姿勢をキープできていると代謝も良くなる効果があるようで、昨年から習慣化したお散歩と良い相乗効果があり、体型の変化も少なくなりました。以前は一か月の中で体重が3~4kg変動することがよくありましたが、ここ最近は体重63~64kgで1kg程度の変化に収まっています。

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お尻が痛くなりにくい

バランスボールはクッション性が高く、またボールの上でポジションを変えることも体を持ち上げずに容易にできるため、お尻が痛くなりにくいです。

以前使っていた事務用チェアは、座っているとクッションが沈んでかたい部分に接地することで徐々にお尻が痛くなってきて、定期的に立ち上がってポジションを変更していました。ひどい時には、お尻におできができることがあり、座ると激痛が走ったり、水泡がやぶれて出血して、下着が汚れることもありました。

しかし、バランスボールに変えてからは、お尻が圧迫されてきたと感じた時はその場で何回か跳ねたり、ボールを転がしてポジションを変えたりすることで、お尻が痛くなることを回避できるようになりました。おできができるといったことも今のところはありません。

椅子を引いたときの音が出ない

バランスボールはゴムでできているので、動かしても音はまったくしません。これが地味に快適です。

以前、事務用チェアを使っていた時は、ポジションを変えたり、立ったり座ったりする時に椅子を引くと、キイイィィィという音が鳴って地味に不快でした。また、キャスターが経年で硬くなっていたこともあり、ポジションを変えるのに力を入れて動かさないといけないときもあり、それもまた不快でした。キャスターには体重がかかるため、床も傷つきます。

しかし、バランスボールではこういったことは全てありません。ポジションを変えるためにボールを転がしても無音ですし、体重を移動するだけでポジションを変えられるので力もいりません。また、柔らかいゴムでできていて設置面積も広いので、床もほとんど傷つきません。余計な音や力を入れる場面が無いので、より作業に集中できるようになりました。

机や椅子まわりの掃除が楽になる

机の下を掃除機で掃除するときも、バランスボールならばサッとどかして掃除するだけで良いので、非常に楽です。また、バランスボール自体も、乾いた布などで表面の埃を落とせばよいのでお手入れが楽です。どうしても気になる汚れがある場合でも、お風呂場でシャワーの水をかければきれいになり、バスタオルで全体をふき取ればまた直ぐに使えるようになります。

事務用チェアを使っていた時は、掃除中に椅子をどかして机の下を掃除し、それが終わったらまた机を戻すという作業が地味に面倒くさかったです。また、椅子自体も足の埃や汚れをふき取ったり、座っている部分をコロコロで掃除したりと、お手入れにそれなりの時間がかかっていました。

お掃除の際にこうした面倒な作業から解放されたことも、バランスボールを導入して暮らしが快適になったポイントといえます。

 

 

バランスボールのイマイチなところ

一方で、バランスボールを椅子代わりに使うことには不便に感じたり大変だったりすることもあります。ここでは、使っていてイマイチに感じたところを3つ紹介します。

付属の空気入れは使い物にならない

バランスボールを購入すると、必ず小型の空気入れが付属しています。しかし、これで空気を入れるのは非常に大変で、正直使い物になりません。

あおむし家には自転車の空気入れがあったので、空気はそちらで入れました。自転車の空気入れを使っても満タンにするまでに10分程度はかかったので、付属の空気入れを使っていたら一体何分かかっていたのか・・・あまり想像したくないです。

定期的なメンテナンスでも空気を入れることになるので、バランスボールを導入するなら素直に自転車の空気入れは購入したほうが良いです。100円ショップで購入してもいいですし、信頼できるブリジストン製の空気入れでも1000円前後で買うことができます。バランスボールと合わせても3000~4000円以内に収まるので、椅子を買うよりはよっぽど安いですよ。

 

 

空気を定期的に入れる必要がある

バランスボールは座っていると徐々に空気が抜けていきます。あおむし家では月に1回くらいの頻度でバランスボールの空気を補充しています。ゼロから膨らませるわけではないので、かかる時間は2,3分程度ですが、面倒であることには変わりないです。

面倒くさがって空気を入れないでおくと、バランスボールに座った時の沈み込みが大きくなり、座り心地も変化していきます。せっかく快適さを求めて買ったのに、座り心地が悪くなっても使い続けるのは本末転倒なので、空気は定期的に補充するようにしましょう。ちゃんと空気を入れれば、座り心地は元に戻りますよ。

長時間座るのには向かない

バランスボールに座ると姿勢が良くなりますが、良い姿勢というのは意外と疲れるものです。1時間も座っていると徐々に体が疲れてくるので、その時は休憩したり、立ち上がってストレッチをしたりして体をリフレッシュしましょう。

あおむしは在宅勤務などで長時間パソコンで作業をするときは、一定時間ごとに作業する場所を以下のように変えています。

机でバランスボールに乗って作業(1時間)⇒

 移動式テーブルでソファに座って作業(1時間)⇒ 

  移動式テーブルで立って作業(30分~1時間)⇒

   こたつテーブルで座布団に腰を下ろして作業(1時間)⇒

    机でバランスボールに乗って作業に戻る⇒・・・

こうすることで、体が凝り固まるのが防げたり、作業場所を変えることでリフレッシュしたりすることができ、長時間の作業も集中して行うことができます。移動式テーブルは、高さを変えられるタイプを選ぶことで座っての作業や立ち作業の両方ができるものがおススメです。またの機会に、こちらもレビューしますね。

 

 

オススメのサイズ

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/25576475

バランスボールは、使用する方の身長によっておススメのサイズが異なります。

目安としては、

身長140cm~155cmの方は直径55cm

身長155cm~175cmの方は直径65cm

身長175cm以上の方は直径75cm

が良いとされています。

一方で、高さ70cmくらいの一般的な高さの机に座って作業したい場合は、75cmがおススメです。これより小さい65cmのサイズだと、座った時の座高がやや低く感じられるかもしれません。

あおむし家では75cmのサイズのバランスボールを導入しています。妻の身長は163cmで、75cmのバランスボールは推奨サイズより少し大きめですが、椅子に使う分には問題ないとのことです。

ただし、身長が155cm以下の方にとっては、75cmのバランスボールは大きすぎて脚がつかない恐れもありますので、椅子の目的でも65cmのバランスボールをおススメします。体重が少ない分バランスボールの沈み込みも少なくなるので、身長175cm体重64kgのあおむしが使うよりも、座高の低さは感じられないはずです。

サイズ選びに失敗したくない場合は、大型のスポーツ用品店に行けば各種サイズのバランスボールがそろっており、展示用のバランスボールを試すことができます。購入する前に座ってみて、自分にとって心地の良いサイズを選びましょう。

最後に

バランスボールを椅子の代わりに使ってみた感想を紹介しました。

姿勢が良くなったり、お尻が痛くなりにくくなったりといった健康面での効果のほか、引くときの音や掃除のしやすさなど、生活面での快適さも両立しており、総じて導入するメリットはあったと感じています。

安いものだと1500円~購入することができるので、気になった方はまずはお試して使ってみると良いでしょう。もし気に入ったら、それまであった椅子を断捨離してしまいましょう!

ではまた。